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第3話 洞窟ザーメン天国※
「オッ!? オォォォッ……!!!」
腹のナカで暴れ出した強度MAXのアナルバイブに、
「だっ、だめっ……! おまんこっ! 裂けるぅッ……!」
ガクッ、とヒールのかかとから崩れた椿は、仰向けに倒れ込んだ。
ヒールが脱げた足の指を突っ張って大股を開き、両手を頭の後ろに付いたブリッジスタイル。
チンポからつながった蟻 の巣渡 りのスジまで丸見えになり、チンポとともにコックリングで縛られたタマ袋が、ゲイたちの眼前に晒される。
「ボールがパンパンに膨らんでるな」
「コックリングでイかせてもらえないんだろう」
「あれは相当ためこんでるんじゃないのか?」
――おとといの夜以降、椿は射精を禁じられていた。
「うっ……! うぅっ……!」
「もしよかったら、リードを引かせてくれないか」
三点リードから手を離した男に、別の男が声をかける。
「Sure!(もちろん)」
微笑んだ男が、リードを渡し――次の男に真上に吊り上げるようにチェーンを引かれた椿は、「うぐぐぅっ!」と腰を突き上げる。
横ではなく縦に引っぱられることでより強い痛みが電流のように走る。
「おっ! ほごっ! うごっ!」
ビクッ! ビクンッ! と糸を引かれる操り人形のようにからだを限界まで反らす椿。
男たちは入れ替わり立ち替わり、リードを引っぱっていく。
なかには、アナルバイブを抜いて、またブッ刺していく者もいる。
(もっ……もっ……! 死ぬっ……!)
砂まみれになった肌に焼け付く真昼の太陽。
脂汗と汗とオイルが混じって、砂に落ちていく。
やがて椿は、
「だっ、誰かっ! ――コックリングッ! とってくださいっ!」
と英語で叫んだ。
「おっ! おちんぽっ! イきたいんですぅッ……!」
――ここまではすべて、司のシナリオ通りだった。
だが、この先は、周囲のゲイの反応次第だった。
『もし誰にもコックリングを取ってもらえなかったら――もう一日オナ禁追加だ』
テントのなかで司に言われたことばを思い出した椿は、へコへコと腰を突き上げ、チンポをピクピクさせながら、
「だっ、だれかぁっ――! コックリング外してっ……! お願いしますぅっ!」
必死であたりを見渡す。
揺れっぱなしのチンポから、ダラダラとガマン汁がこぼれ落ちる。
顔を見合わせた男たちは、
「だったら――我々に奉仕しろ」
と言いだす。
「えっ……!?」
「そうだな――あのCave(洞窟)に移動するか」
ひとりの男が提案する。
「あそこには、とっておきのFUCK SPOTがあるからな」
※
「……あっ……! あぁぁッ……!」
――三点リードを引かれながら、犬のように四つん這いで砂浜の上を歩く。
ジリジリと熱くなった砂が、膝頭と手のひらに貼りつく。
椿を取り囲む男たちは、全部で8人。
他の者たちは、脱落していた。
もともとカップルが多く、相手に遠慮したこともあるのだろう。
「うっ……! ふっ――うぅっ……!」
尻穴のバイブはいまだ揺れ続けている。
リードで引っぱられた亀頭から、ポタ、ポタ、とスケベ汁が垂れて砂浜に点々と残滓 を残す。
――統と司は、男たちから少し離れたところでついてきていた。
「どうすんの? 司。このままだとカメのやつレイプされるぞ」
「…………」
椿が以前、逃げたことを司はまだ根に持っていた。
『一生――死ぬまでゆるさない』
椿の乳首とチンポにリングピアスを装着したとき、止まらない出血に泣き続ける椿に司は言った。
『おまえはこの先ずっとおれの奴隷だ。いっさいの自由はない。食事も排泄も射精もすべておれに従え。――わかったな?』
切り立った岩場の奥にある洞窟。
日陰になっているため、砂浜よりひんやりして薄暗い。
洞窟のなかには、まるで中世のギロチンのような晒し台があった。
二本の柱に連結した太いパイプから縄で吊り下げられた木板。
木板は、真ん中にひとつ、両サイドにふたつ、穴が空いている。
真ん中の大きな穴は頭、両サイドの小さな穴には手を入れ、拘束する仕組みになっていた。
穴から首を出すためには大きく前屈しなければならないので、自然と尻を高く突き出す格好になる。
「アッ……! アァァッ……!」
手と頭を通され、板の前面に付いていた手枷を嵌められた椿は震えあがった。
尻側に回った男たちが、椿の尻たぶを左右に押し拡げ、鉤型のアナルストッパーを抜き取る。
ブボッーンッ! という破裂音とともにバイブが抜け、砂浜に落ち、ねずみ花火のようにのたうち回る。
それを見た司がリモコンのスイッチをオフにし、バイブがピタッと止まる。
「ヒュ~ッ♪ なんてキュートなpussy(おまんこ)だ。ナカがまっピンクじゃないか」
スマホのライトで照らしたケツ穴の内部を覗きこむ男たち。
4人の男に大きく尻穴を拡げられ、ナカに溜まっていた媚薬ローションが、ピューッ、と飛び出す。
「ははっ。チンコから出せないから尻から射精か?」
ピュルッ、ピュルッ、と噴水のように噴き出す汁に、男たちはどっと笑う。
「とんだユルユルおまんこだな」
「さっきからヒクヒクしっぱなしだぞ」
(あっ……! あぁっ……!)
あまりの恥ずかしさに、椿はぎゅっと目をつむる。
「イきたいんだろ? ユルユルpussyでケツアクメさせてやるよ」
怒張したイチモツが、尻穴の周りを突く。
先走りの汁でぬめったペニスの感触に、
「いっ、やっ! やめてっ……!」
と叫ぶ。
「やっ、たっ、助けて――誰かっ……! ――つっ……司さまぁっ――ッ……!」
その瞬間、洞窟の入り口にいた司は男たちの群れに突っ込んだ。
そして、いままさにペニスを入れようとしていた男の肩をつかんで引き剥がす。
「な――なんだ……!?」
突然の乱入者に戸惑う男たちに、
「――わりぃ」
サングラスを外し、英語で、
「このケツマンコ奴隷のpussyは――おれ専用なんだ」
と微笑む。
すらっとした切れ長の目の、美しい東洋人がこの奴隷の主人であると悟ったゲイたちは、
「――そうか」
「だったらしかたないな」
意外なほどあっさりと引き下がった。
だがそのなかでひとりだけ、
「オーライ、わかった。……しかしこのコは本当にキュートでセクシーだ。せめて今夜だけでも貸してくれないか?」
と食い下がってきた男がいた。
さっき、パラソルの下で金髪の若い男にフェラチオをさせていた、胸毛の濃いイタリア男。
男が提示してきた金額は、日本円でおよそ800万円だった。
「……マジ?」
思わず息を呑む統。
だが、司は、
「ごめーん」
と軽く笑い、
「こいつ、ウリはやらせてないんだ」
と断る。
「そのかわり、口なら使ってもいいよ。オーラルセックスOK。こいつ喉マン大好きのビッチだから、思いっきり突っ込んでやって」
「ぐっ……! うぅっ……!」
椿の口に手を入れ、左右に大きく拡げてみせる。
「――ほんとうか?」
「ああ。他の人も、アナルはNGだけど、それ以外は好きにしていいよ。ザーメンもションベンもぶっかけ放題♡ 便所がわりに使っちゃって」
そして――――
※
「……ぐっ……! おっ! ごほぉぉッ……!」
喉奥からペニスを引き抜かれ、板で固定された顔面に精液をぶちまけられる。
「口開けろ。おまえの大好きなションベン飲ませてやるぞ!」
立て続けに飛んでくる小便。
「あっ! あひッ! ぐっ……!」
目に入ったザーメンと小便に涙を流した椿は、
「もっ……ゆっ――ゆるしてぇっ……! ゆるしてくださぁっ……いっ!」
と泣き叫ぶ。
大量のザーメンと小便をかけられ、ベトベトに汚れた体はまさに、便所奴隷そのものだった。
「――……おまえさぁ、いったいどうしたいわけ?」
その狂乱ぶりを見ていた統が、呆れたように司に聞く。
「カメのこと、助けてやるんじゃなかったのかよ」
「――別に助けようと思ったわけじゃない」
三点リードをひっぱられ、泣きわめく椿を見つめながら、司は言う。
「あいつはおれたちを裏切ったんだ。だからこうして罰を与え続ける。性奴隷という自分の立場をわからせるためにな」
「うっ……うぅっ……!」
リードで引かれた椿のチンポから、ジョロロッ……と黄色い尿がしたたり落ちる。
それを見た男たちが、どっと笑う。
「便所がションベンもらしやがった!」
「そのうちクソもブリブリ漏らすんじゃないか?」
「ごっ……ごめんなさいっ……!」
シュワシュワと湯気の立つアンモニア臭い小便をしながら、
「かっ――勝手におしっこしてしまいっ、申しわけありませんッ!……司さまぁっ!」
椿は、司に目を向ける。
そして、
「どっ、どうか、このダメ奴隷に罰を与えてくださいっ! つっ、司さまのたくましいおちんぽでっ、カメのおまんこっ、お仕置きしてくださいっ!」
と懇願する。
「――何を言ってる?」
意味のわからない日本語に首をかしげる男たち。
「チンポコがほしいとでも言ってるんじゃないのか?」
「……ふん」
まんざらでもなさそうに笑った司が背後に回り、
「だったらいつものチン媚びダンスしろ」
椿の尻を平手で思いきり叩く。
「はっ……はいっ……♡」
迫りくる快感に身震いした椿は、
「ケッ……ケツマンコ奴隷カメのっ、縦割れドスケベおまんこっ♡ 司さまの極太おちんぽがほしくてぇっ♡ みっともないアナルピクピクがとまりませぇんっ♡♡♡
はっ、恥ずかしすぎるおまんこにっ、ぶっといお仕置き注射してほしいっ♡ はっ、早くいれてくだひゃあいっっっ♡♡♡」
むっちりした大ぶりな尻をフリフリさせる。
チンポのピアスに付いた短冊の紙がヒラヒラ揺れその文字がはためく。
『I'm ASS HOLE SLAVE♡(ぼくはケツマンコ奴隷ですぅ♡)』
「おっ♡ おちんぽっ♡ 早くいれてぇっ♡ おっ、お願いですっ♡ 司さまぁッッ♡♡」
その痴態に興奮したゲイたちがペニスをしごき、椿の顔めがけて発射する。
「おっ……! ぶごっ…‥!」
ザーメンが鼻の穴に命中し、ぷぅ~と膨れてみっともない鼻ちょうちんになる。
「ははっ。傑作♡」
スマホで写真を撮る統。
椿の尻穴を拡げた司が軽くナカをほぐしてから、ペニスを突っ込む。
「……おっ♡ ほぉぉぉっんっっっ♡♡♡」
ズチュッ、ズチュッ、と容赦なく侵入してくる、長さも太さも十分な、カリ高極上チンポ。
「あっ! ごっ、ご主人さまのおちんぽっ♡ しゅっ、しゅごいっ♡ いっ! いいっ! いいよぉっ!」
だらしなくひらいた口から垂れたよだれが、頭の嵌まった木の板を伝い、砂の上に落ちていく。
ペチンッ! ペチンッ! と尻を叩かれながら尻穴を深く掘られ、
「うっ! ほっ♡ おまんこっ♡ おまんごっ、ぎもぢいいッッッ♡♡♡」
鼻のなかに入っていたザーメンと鼻水をフゴフゴさせる。
「もっ! イッ、イかせてっ! 短小ザコチンザーメンタンクッ! パンパンなんでしゅうっ♡」
「……うっせ―ぞ、カメ」
椿の背中に覆い被さり前に手を回した司が、ゴムボールのように腫れあがった椿の金玉をモミモミする。
「おっ! ほっ♡ おほほっっっ……んっ、んっ、んんッ――ッッ♡♡♡」
「すっげーヌルヌル。どんだけスケベ汁漏らしてんだよ」
「だっ、だってっ……司さまがイかせてくれないからっ――……あっ!? アァッッ――ッ……!」
司が椿の亀頭を、クリッ、クリッ、と指の腹で揉みしだく。
不意打ちのような愛撫に、
「ひっ! あっ! ぎっ♡ ぎもぢいいッ♡ おぢんぼっ♡ ぎもぢいいっ♡♡♡」
ケモノのように絶叫する椿。
ガマン汁で濡れた亀頭をクチュクチュしごきながら、
「――わかるか? おれのここが、おまえのいちばん気持ちいいところまできてる」
司は椿の前立腺を狙って突く。
「うっ、くっ、ううっ♡ あはっ♡ あぁぁぁっっ♡♡♡」
ガニ股に開いた脚が、ガクガクとけいれんする。
「――どうしてほしい?」
「あっ……もっ、もっとぉっ! 奥まで突いてぇっ♡ カメのおまんこっ♡ たくさん可愛いがってくださいっ♡♡♡」
赤く腫れあがった尻が、主人の極太ペニスを求めて左右に揺れる。
熟れた桃のような尻に劣情をそそられた男たちは、
「Jesus……」
「あのデカ尻にハメられるなんて―― 彼はなんてラッキーなんだ」
羨望の眼差しを向ける。
「司さまのおちんぽっ……♡ だいすきぃ―っ……♡♡♡」
甘えるような嬌声に、ふっと笑みを浮かべた司は、椿のコックリングを外す。
「おっ……!? おっ? ほぉっ……んっ!?」
ムクムクとせり上がってきたザーメンに、
「イッ、イグッ! もっ、イグッ!」
プルンプルンとチンポを揺らす椿。
「まだだ。おれがイくまで待ってろ」
司は、椿のチンポの根もとをぐっと片手で押さえつける。
「あっ、あはぁっ……んっ!」
ズチュッ、と深いところを通ったペニスが、さらにその奥へと潜り、一気にめりこんでいく。
「うっ、うぅっ! おちんぽっ♡ おっ、おっきっ♡ しゅっ、しゅごっ♡♡♡ あっ、イグッ! いぐっ! イグゥゥゥゥッッッ♡♡♡♡♡」
司の手のなかで、暴れ馬のように揺れ動くチンポ。
結腸にずっぽりハマったペニスで激しくこすられ、
「おっ、おぉっ♡ いいっ♡ もっ、もっと激しくしてっ! カメのおまんこっ! めちゃくちゃにしてぇっ!」
頭と手の入った木板をギシギシ軋ませる。
まるで少女のようにスレンダーな奴隷の腹が、主人のペニスのかたちに膨らんでいるのを見たゲイたちは、
「OH……」
と絶句する。
もう誰も近寄れない――濃密なSEXショー。
「うっ……! すっげぇ――きもちいい……あんま締めすぎんなっ……」
「つっ、司さまのおちんぽっ、カリが尖っててっ! きもちよすぎてっ♡ おまんこビクビクしちゃうんですぅっ♡♡♡」
「このエロマンコ……くっ、もっ――出すぞっ……!」
「ひゃっ、ひゃいっ♡ おっ、でっ、出てるっ♡ 司さまの濃厚ザーメンミルクッ……♡ 奥まで流れてきてるぅっっ♡♡♡」
ドプドプと注ぎこまれる精液に、赤い舌を突き出し身悶える椿。
「よし、いいぞ。――イけ」
深く長い種付けのあと、司は椿のチンポから手を離す。
「うっ! あっ、あぁっ! あぁぁぁぁッッッ……――――ッ!!!!」
射精の自由を得たチンポから、たまっていた精液がビュルビュルと噴き出す。
「あっ♡ おおっ♡ いひっ♡ いっ♡ ひっ♡ ひっ♡ ひぃっ♡♡♡」
ねっとりした泡のようなザーメンがチンポから袋状に垂れて落ちる。
さらに、ナカに入ったままのペニスに奥をグリグリこすられ、
「おっ! いっ、まっ! またっ! でちゃうッ♡」
立て続けにザーメンを飛ばす。
「はっ、秒でイッてんじゃねーよ。このザコ」
「だ、だってぇっ……あっ!? あっ、あぁぁぁッッ……!?」
ペニスを抜かないまま、司はふたたび、前立腺を穿つ。
信じられない勢いで回復した司のペニスに、いちばん弱くて気持ちいいところを攻められ、
「あっ♡ おっ♡ らっ、らめっ! イッたばかりなのにぃっ! おっ! でっ、でるっ♡ ケツアクメッ、しゅゆうっ♡」
椿はプシャーッとメスイキ潮を飛ばす。
それを見た司は二度目の射精をする。
「おっ、おっ……おぉっ……!」
腹のなかに溜まった大量のザーメンに、椿は、ブルブルッと身震いし、
「おっ――おしっこ! でますぅっ!」
と申告する。
「おっ、お願いしますっ! ケツマンコ奴隷カメにおしっこさせてくださいっ!」
ぷっくりと膨らんだ鈴口から、チョロッ、とこぼれた小便に、
「あっ、あぁっ――でっ、出るっ……! もっ、もう! おしっこっ! もれちゃうっ!」
腰をくねらせる。
「さっき出したばっかじゃねーか」
ふるえるチンポの先を、司は指先ではじく。
「うっ!」
とたん、ジョロロ~ッ! と勢いよく飛び出すおしっこ。
「あーあ。まだ出していいと言ってないぞ?」
「ごっ、ごっ……ごめっ――なさっ……あぁっ……!」
顔を真っ赤にしながらガニ股で放尿し続ける椿。
「――ったく。おまえはほんとうにどうしようもないケツマンコ奴隷だな」
無様きわまりないその姿に満足そうに微笑んだ司は、
「よし。チンコ抜くぞ。いいというまでぜったいザーメンこぼすなよ」
と命じる。
「はっ――はいっ……!」
司が、椿のナカからペニスをゆっくりと引き抜く。
「……んっ……! むっ、うぅぅぅっ……!」
尻穴をキュウッと締めた椿が、飛び出しそうになるザーメンをなんとかこらえる。
ヌポッ、とカリ高のペニスが上向きに抜かれ、尻穴の周りのおマンコ襞 が、男たちの眼前にさらされる。
「――本当た。ザーメン出てきてないな」
「なんて優秀なASS HOLE(ケツマンコ)なんだ……!」
(……うっ! うぅっ……!)
腹のナカで、タプタプと波打つ司のザーメンが、次第に存在感を増す。
(おっ、おなかっ――苦しいッ……!)
椿の正面に回った司が、その鼻に出したばかりのペニスを近づける。
未だ硬度を保っているオスチンポに舌を伸ばし、
「……お――おまんこしてくださり――ありがとうございました……」
椿は礼を言う。
「ま……またいつでも――ケツマンコ奴隷カメのおまんこ――ご自由にお使いくださいませっ……」
口上を述べている最中、プピッ、プピィ~ッ、というみっともないマン屁が、ケツ穴から漏れる。
「おいおい、なんだいまのおならは?」
「おまんこ限界なのか?」
「あっ……あぁっ……!」
耳朶まで真っ赤にしながら、司のカリを、けんめいにお掃除フェラする。
プッ! ププッ! プッ、ププププッッ――……!
ヘタなコーラスのように尻から漏れ続けるガスに男たちは腹を抱えて笑う。
「なんて無様なSLAVEだ」
「いまにもザーメン出てきそうだぞ?」
そのとき、
「――いいぞ。出せ。マゾ豚」
司は、椿の口からペニスを引き抜いた。
「思いきりザーメンひねり出せ。おまえの得意なザーメン噴水、こいつらに見せつけてやれ」
「……はっ……はいっ……!」
ようやく出す許可をもらった椿は、「んっ!」と大きくいきむ。
尻のあいだから、ピュルーッ! と勢いよく噴出したザーメンに、「おおっ……!」という感嘆の声があがる。
立て続けにひねり出されるザーメンが、空中に見事な弧を描く。
「すごい、まるでサーカスだな」
「……おや? この奴隷――また勃起してるぞ?」
「おっ……♡ ほっ……♡ おぉぉっんッッ……♡♡♡」
見られながらザーメンをひねり出す――その羞恥に反応した椿のチンポが、振り子のようにピクピクと揺れる。
「はっ、恥ずかしすぎてっ……ぎっ、ぎもぢよすぎてっ♡ イッ、イグッッ♡♡♡」
ピュルッ、ピュルッ、とチンポから飛び出す、しょぼいザーメン。
「なに勝手にイッてやがる!」
司に尻を叩かれ、そのはずみで、奥にあったザーメンがブゴオッとあふれ出す。
「勝手にイッたお仕置きをするぞ」
司のことばに、三点リードを持った客が、乳首とチンポのリングピアスにつながれたチェーンをぐいっ、と引っぱる。
「ひっ! いぃっ――ッ!」
三点リードを引かれた椿の悲鳴が、洞窟内にこだまする。
「ごっ、ごめんなさいっ! どっ、どうかゆるしてっ! ゆるしてくださいっ……サーッ……!」
尻を叩かれながら、けんめいにゆるしを乞う奴隷の泣き声は、その後しばらく途切れることはなかった。
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