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第7話 ロジの独白④

 初めてなのに少し激しかったかもしれない。 ミトは3回射精して疲れて眠ってしまった。  まだまだ快感はこれからだが、まあ、ゆっくりやろう。ミトが怪我しないように。  今日は私が受けになってミトに入れてもらおうか。私の男根は大きすぎてまだ無理だろう。私が解して入れてもらおう。  こうしてミトの初めてのゲイセックスは攻め、を経験させた。ミトを壊さないように私が受け、になったのだ。その内、私に攻められる事になる。ゲイは受けの方が準備が大変な分、快楽も半端なく、イキまくる。射精しなくてもドライでイキッ放しになる。しばらくは起き上がれないだろう。私に抱き潰されたら、もう離れられない。ゆっくり教えてあげよう。  だがまだだ。私の男根は大きい。ミトを壊さないように、入れるのはもっと後だ。  激しい愛の日々が続いた。ミトはしっかりついてくる。私の性技に身体が慣らされていくのがわかる。私は惑溺している。こんな無垢な美少年を恣(ほしいまま)にしている充足感。寝ても覚めてもミトを求めてしまう。快楽を教え込んだ身体が愛しい。男も女もいらない、ミトだけが欲しい。こんな気持ちは久しぶり、いや初めてかもしれない。    秘書のサリナが来た。サリナは女性として、秘書として、申し分のない存在だ。セフレでもあり、私の求めを拒まない。ほぼ全身にタトゥーのある身体は美しい。芸術品だ。私が唯一気持ち良く抱ける女だ。  女はセックスすると独占欲をむき出しにする。結婚や子供で縛ろうとする。サリナにはそれがない。いい女だと思う。

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