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第11話 ロジとミト②

「随分気が合ったんだな。 ミトは友達が欲しかったのか? 尊、ミトと仲良くしてやってくれ。」  僕は友達が出来て心の中でスキップしながら帰ってきた。 「ねぇロジ、いつ尊に来てもらう? 早い方がいいよね。一回来たらもういつでも来れるよ。楽しみだなぁ。」 「さっきからミトは尊の事ばかりだな。 好きになったのか?」 「ロジの考えてるような事じゃないよ。怒るよ。 なんか尊は性格がいいんだよ。僕にはわかる。」 「そういう子にいろいろ教えるのも悪くないな。 今までおとなしくて目立たない学生だと思っていたが。 あれで尊は、量子物理学では天才的な閃きがあるんだよ。話をすると面白いぞ。」  普通の友達。僕はあまり学校にも行ってないから友達の出来る機会もなかった。

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