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第53話 日本へ
ハジメが僕の乳首を摘んでる。そこは弱いの。
身体がピクピクする。
「胸も感じるんだね。」
「ハジメの大胸筋もすごいね。
雄っぱい、感じるの?」
「くすぐったいよ。ミトほどは感じないかな?」
「ずるいな、僕だけこんなに固くなった。」
ハジメが摘んで指で愛撫してくれる。乳首も凄く感じるんだ。
セックスの快感は神のギフト?
でも愛してる人じゃないと感じないと思う。
罪深い人間のつかの間の休息、それがセックス?
いつも不思議に思う。麻薬より麻薬、だ。
ヒマラヤに見守られてするセックスもそろそろ終わりだね。僕たちは日本に帰る事にした。
日本への直行便は関西空港に行くのしかないのでまた香港経由で帰るチケットが用意された。
ロジのコネクションも凄い。いろんな人を知ってるんだ。ロジは
「帰りのチケットなんか誰かに用意させるよ。
早く帰って来い。
私は修行僧のような生活なんだぞ。」
って電話で言ってた。
日本の大使館の人がチケットを用意してくれた。思ったより早く日本に帰れるって。
「俺もロジ先生に会いたいよ。
俺、ミトには攻め、だけどロジャーには抱いてもらいたい。ロジャーに甘えたいよ。」
ロジの事だとハジメは何だか素直になるんだな。
「僕たちのハネムーンも終わりだね。」
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