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第116話 スーツ

 ロジは書斎からカメラを持って来てミトを撮り始めた。天体観測にも使う立派なカメラだ。 「普通にスーツ着た所も撮るよ。 ミトは大人っぽいスーツも似合うな。」  ロジは何枚も写真を撮った後、ミトを膝に乗せた。ネクタイを緩めてシャツを脱がせようとする。 「僕、自分でやるよ。」 「脱がせるのは私の楽しみなんだよ。」 ロジの手がシャツの中に入る。裸で触られるより何だか恥ずかしい。 「スーツの男を脱がせるのはいいなぁ。 背徳的だ。」  ベルトに手をかけて前を開けられた。ロジの手が滑り込んで下着の中。 「こんなに固くして。ミトもこれは新鮮なんだな。」 「だってロジが興奮してる。シャツのボタンを外しただけで、まだ上着もズボンも脱いでないのに ロジの目が怖くなってる。ライオンのオス?」 「ふん、怖いって。これから蕩けさせてやるだけだよ。ほら、乳首が固くなって来たよ。」 ロジに首筋を舐められた。そこは弱いの。  結局スーツを着たまま、激しい前戯が始まった。前を開けて身体を開かれてペニスを扱く。 「あ、あ、ロジ、もっとちょうだい。」 上着とズボンを脱いでシャツもはだけて、ネクタイだけ残して抱かれた。 「ミト、色っぽい。」 「そればっかり。僕はロジが欲しい。」 「入れて欲しいのか。」 ローションを塗ったロジの指が入って来た。 「ロジ、キス」 首に抱きついてキスをねだる。 「あ、あ、、」 指だけでイッてしまう。精液が迸る。腰が震える。 「ロジ、大きいの入れて欲しい。」 抱き上げられてベッドに連れて行かれた。  うつ伏せになって、ロジの大きいのが入って来た。声が出てしまう。 「あ、あん、大きい。」

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