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第132話 白薔薇

 ロジの家の居間に[白薔薇]の女の子たちが集まっている。 「ファン・ミーティングやろう、という事になったんですが。  私達5人が立ち上げメンバーだったので一緒に活動しています。自己紹介しますね。」  5人の中に一人、男性がいるようだ。 「私は千賀子です。24才。BL小説書いてます」 R18のエロいやつ、書いてます。」 「私は夕子、22才まだ学生です。来年卒業予定。 就活中です。」 「私は時枝、美容師です。男性にメイクするのが好き。韓国のアイドルグループについてなら超詳しいですよ。」 「私はマーブル。永遠の16才。R18は大丈夫だけど。ロリータのコスプレが好きなの。 アキラをロリにしたい。」 時枝が 「私もアキラにメイクしたいわ。」 白一点? 「僕はアキラといいます。この腐女子メンバーで唯一腐男子です。ゲイの漫画描いてます。  自分ではノンケだと思っていたけど、ミトちゃんを見てちょっと惚れちゃって、ゲイに憧れています。18才、高校生です。」 「みんなギリギリ18才を超えているのでR18もOKです。」  賑やかな自己紹介が終わった。 「リアルミトちゃんに感激してます。 ロジャー先生も素敵。もしかしてミトちゃんのリアル恋人だったりして。」 「えー、ミトちゃんとタカさんが恋人なんでしょう?あれは演出なんですか?」  みんな興味深々のようだ。 「私達BLとか言っても、実際のゲイのカップルとか知り合いにいないし。  聞きたい事は山ほどあるわ。」

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