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第194話 尊とレイモン

 革のボンデージスーツには、パンツの部分も、鍵を外さないと脱がせる事が出来ない。でも自分で脱いではいけないお約束だ。慣れない手付きの尊にもどかしさが募る。 「あ、あ、あ、尊、我慢できないわ。漏らしそう!」 「あはは、可愛いな。レイモンは僕のものだよ。 今、舐めてあげるから。」  やっとボンデージスーツを脱がせた。身体から、外した、と言う方が正しい。  鍛えまくっているレイモンの身体は、筋肉隆々だ。痩せっぽちの尊が、その身体を足で踏んでいる。 「私のペニスも踏んで頂戴!あ、ああ、いいわ。」  四つん這いにして、その肛門を剥き出しにしてローションを塗り込める。もう、入りそうに柔らかくなっている。 「レイモン、いつから我慢してたの? もう、開いてるよ。僕を誘ってる。浮気な孔だな。」 「ごめんなさい、尊と会えなかったからディルドを使ってたの。」 「僕のが欲しかった? 僕を思い出しながらイッタのか? いやらしい奴だな。今日は入れてやらない事にしようか?」 「あ、ん、ダメ!我慢してたのに。」 「何が欲しいの?言ってご覧。」 「尊の固くなったペニスが欲しい。入れて! はあ、はあ、早く。」 尊は乱暴にレイモンの赤い後孔に指を入れた。 「もう解れてる。入れるよ。」 お尻を抱えて、後ろから固い楔を打ち込んだ。 「あ、あ、い、い、久しぶりよ。浮気しなかったのよ。」 尻を振り立てながら、もっと奥へ、とねだる。 レイモンの立派な逸物に手を伸ばして扱きながら、尻を抱えて中に出した。 「あ、あ、出ちゃう。レイモン一緒にイコう。」  後ろから覆いかぶさって尊は果てた。握ってるレイモンの逸物からも白濁が溢れた。  お客とはセックスしないのに、部屋に大きなベッドがあるのは、尊に抱かれるため。これもまた純愛なのだ。  

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