みんな楽しく、一先ず解散、という事になった。"白薔薇"さんから宿題が出された。今後の事だ。余りにも続編の希望が多いのだ。 　残ったファミリーで話し合う。小鉄が 「独立して個人事務所を立ち上げよう。」 と言い出した。ロジも 「そうだね。事務所を一本化して権利を守る事は必要だ。この際、サー・リチャーズ商会とは、分けた方がいいな。」 　ハジメとタカヒロは、自分たちのマンションに帰って来た。久しぶりの我が家に、窓を開けて風を入れる。ハジメの膝に乗ってキスをねだるタカ。いつもミトは人の目を気にしないで、ロジの膝に乗ってキスしたり、可愛がられている。 タカヒロはまだ人目が気になる。ミトの真似をしていると思われたくない。 「二人だけになるの待ち通しかった。」 ハジメもタカと二人になりたかったようだ。 「ロジの家も居心地はいいんだけど、いろんなことが出来なかったな。タカを触りたかったよ。」 　タカはハジメのシャツに手を入れて大胸筋を触ってる。 「くすぐったいな。タカも触らせろよ。」 「うーん、ハジメを独り占めだ。 いろんな事、したい。」 タカをベッドに連れて行く。 「ゆっくりやろう。ああ、タカ、いろいろごめんよ。でもタカを愛しているんだ。俺だけのものだ。ロジに何度もイカされたんだろ。上書きしなきゃいけない。」 あれから何度も抱かれたのに上書きは完了していなかったのか？ 　ハジメに強い力で抱かれて、もうタカは蕩けそうになっている。