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第168話 ハジメとタカ

擦り切れたジーパンから膝が覗いて色っぽい。ジーパンを脱がせて下着を撫でる。タカのこだわりのブランドのパンツだ。 「もう大きくなってるぞ。俺が欲しかったか?」 「うん、いつも欲しいの。」 ハジメの胸にすっぽりと包まれて熱い口づけをもらう。舌を絡ませて、もうキスだけでイキそうだ。お互いのペニスを触りながら、でも挿入はまだ、だ。 焦らしながら、カウパーで、もう濡れている。 「これが欲しいか?言ってみな。」 ハジメの言葉に腰がピクンと反応する。 「欲しいよ。頂戴。意地悪だな。」 「ふふっ、タカが可愛すぎる。」 ハジメがローションの蓋をパチンと開けた。 「可愛いな、タカのお尻。今、解すから。」 ハジメの長い指が後孔を探る。 「あ、ハジメ、指が入って来たよ。」 気持ちいいところに当ててくる。 「どうしてわかるの?そこが凄くいい。ああ。」「痛くないか?」 「いつも愛されてるからすぐに柔らかくなる。」 指が増やされて、タカはもう入れて欲しい。 ハジメの長いペニスを握る。 「オレがゴム、付けるよ。」  そそりたつペニスにコンドームが付けられてタカの中に入ってくる。 「あ、ああ、ハジメ、大きい。」 「大丈夫か?気持ちいいよ、タカの中。」 タカの身体が跳ねて奥が感じている。甘イキしているようだ。 「もっとイカせてやる。」 ハジメが腰を使って奥まで入って来た。 「あ、ん、ダメ、ハジメ、キツい。 あ、いい。奥に当たってる。もうダメ。 ハジメの頂戴。一緒にイキたい。」  奥にハジメの熱い迸りを感じて、タカも白濁を溢れさせた。 「ああ、いい。」 「タカ、愛してるよ。」 腰をガクガクさせて二人、達した。  ハジメはもうミト熱はさめたのか、何か吹っ切れた気がした。

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