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第220話 レオン
傑は自分をいつも冷静で禁欲的な男だと自負している。だからみんな安心して寄ってくるのだ。
誰とも身体の関係にはならない。ワンナイトはプロだけを相手にする。二度は、ない。
情を交わすのが面倒なのだ。いや、面倒というより、ハジメ以外を愛せないのだ。身体だけの関係なら、ビジネスで割り切る相手がいい。
レオンが
「ボクは、ねぇ、女性と付き合うのはお仕事です。ゲイだから男しか本気で愛せない。
傑も、でしょ。ボクを愛してくれる?」
見つめ合って激しい口づけをした。身体を弄りながら、
「シャワー使おう。洗ってやるよ。おいで。」
狭いバスルームに2人で入る。セックスは久しぶりだ。引き締まってまだ固さの残る少年のような身体を貪ってしまった。レオンはあまり体毛がない。すべすべした内腿に舌を這わせる。
隆々と勃起したペニスが意外と大きい。口で愛撫する。
「あ、イッちゃう。」
「口の中に出していいよ。おまえの飲みたい。」
咥えながら両手で尻を掴んで広げる。
「あ、あ、出る!」
ピクピク震えるペニスを強く吸って全部飲み干した。もっと欲しい、と口で扱いてやる。敏感になった所を攻める。
「あ、あ、もう、そこダメ。傑の、が欲しい。」
「お尻、解して入れるよ。私のを握ってくれ。」
「大きいね。大丈夫かな!」
「逃がさない。奥まで入れるよ。」
レオンは嬉しそうに抱きついてきた。後孔に指を入れると可愛い喘ぎ声が漏れる。
初めてじゃない孔が解れて欲しがっている。指を抜いて、ゴムを付けたペニスを押し付けた。亀頭が入った。
「あ、あん、もっと奥まで頂戴。
傑、ずっと好きだったんだ。あ、あ、いい気持ち。」
グッと奥に入れる。ぶつかる所まで。
「あ、ん、ん、いい。」
「苦しくないか?」
「うん、もっと奥。」
傑は自分のモノが大きいのを知っている。壊してしまいそうだ。膝を曲げて腹を付けて奥に当たってるのがわかる。
「痛くないか?」
「凄くいいよ。中に頂戴。」
「イクよ。あ、あ、いい。」
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