237 / 240

第237話 傑と礼於

「傑、ゆっくりボクの中に来て。離さないで」 可愛い蕾を探る。 「入れるよ。柔らかくなってる。 ここ使いすぎかな?痛くないか?可愛いよ。」  ゴムを付けて優しく入れていく。 「大丈夫か?キツイな。ここの具合は最高だ。」 礼於は身体を捩って、切ない声を出す。 「ごめんよ。こんなに愛してるのに礼於をいじめてるみたいだな。痛くないか?」 傑は心配し過ぎる。 「いいの。凄く気持ちいい所に当たってる。 傑だけ。ボクをイカせて。一緒にイコう。」  狂乱の行為が終わった。すぐには離れない。 後ろから抱きしめて愛撫する。その首筋から肩に嵐のキス。 「愛してる。」 「ボクも。」 こんなに幸せなセックスをしている、と世界中に叫びたい。  寝ても覚めても抱き合ってキスばかりしている。幸せな二人。日々の暮らしは二人には新鮮で楽しい。 「傑、買い物に行こう。服を買う。」 「礼於の着替えがないな。 私のシャツも可愛いけどな、その萌え袖。」 袖が長すぎる傑のシャツを借りている。可愛いと傑は喜んでいる。 「傑は、いつも家にいる時は、上は裸だね。その筋肉がボクには、萌え!だよ。」 傑は、身長が188センチある。ハジメと同じだ。 筋肉量はハジメがダントツだが。 「礼於は身長何センチ?」 「ボクはこれでも175センチあるよ。 ホストは175センチ超えが必須なんだよ。 ボク、ギリギリだった。」  抱きついてくる。何時も離れない。 今日は礼於の欲しいものを好きなだけ買ってやろう。

ともだちにシェアしよう!