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驚く2人
祖父江に秘められた場所を触られて睦月と昴は背をのけぞらせ
「ひぁ」
「はぅ…っ」
突然の、しかもはじめてのことに2人は驚いて声をあげた
「2人とも力を抜いて。怖がらなくていい」
祖父江は2人のナカにそれぞれ人差し指を埋めナカを触った
「ぁ…あぁ」
「実継…さ…ん…だめ」
「2人ともリバなんだろ?気持ちよくしてやるから楽しめ」
「なんでこんな器用…2人同時になんて…ぁあ…昴…っどうしよう」
「僕も…んっ…こんなのはじめてだから…どうしたらいいか分からない…ぁっ…そこ…なんで…気持ちいいって分かる…っ」
「医者だからな。これくらい余裕だ」
「医者…じゃあ宵くんも?」
「宵は看護師」
「医者と看護師…」
「どうした?」
「え…えと…俺たち会ってる可能性が…」
「会ってる?」
「僕らの職業、看護教員なんです」
「や…やだ…」
黙って様子をうかがっていた真尾が急に震えだし
「宵、どうした?」
「さっきの話に出てた明って…たぶん僕の兄です」
「え?宵くんの?」
「僕の兄も28歳看護教員だから。その人の苗字って…」
「真尾」
「…やっぱり…ですね。明にぃですよ、実継さん」
「世間は狭いな」
2人の会話に驚く昴と睦月はマジマジと宵の顔を眺め
「明センセって弟いたんだ。初耳。知ってた?昴」
「知らなかった。明センセってあんまり私生活話さないじゃん?面倒見のいいセンセだから弟いるって聞いて納得」
「宵くん、甘えん坊っぽいもんね?」
「それだけじゃないぞ、睦月。宵は甘えん坊で寂しがりの欲しがりでちょっと頑固なとこもある。まあ、それが可愛いんだが…。明くんが甘やかして育てた結果だろうな」
祖父江はややのろけ口調で話し、その内容を聞いて照れた真尾は顔を赤くした。
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