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2人の指
睦月と昴は照れている宵の姿形をまじまじと見つめ
「たしかに似てる。ね、昴。あっちは綺麗系だけどこっちは可愛い系じゃない?」
「同感」
真尾は気まずさに睦月、昴から視線をそらし
「明にぃを知っている人とするなんて…恥ずかしいです…。実継さん」
「何を言ってる?今更だろう?しかし28歳で看護教員とは…優秀だったんだな」
「いえいえ。看護するより人に教えるほうが性に合ってるなと思って。ね?睦月」
「まだ2年目だし、勉強することだらけだよね」
「向上心があるのはいいことだってことで再開。2人とも指増やすぞ。息を吐いてろ」
「え…もうっ?」
「まだ…解れてない…っ」
「大丈夫だ。力を抜いて、受け入れろ」
慌てる2人をなだめながら祖父江は指を抜き、ローションを塗りなおして絡めた2本の指を睦月と昴、それぞれに挿入した
「…っああっ」
「…んんっ」
「ほら、2人とも…自分たちばかり気持ちよくなってないで宵も気持ちよくしてやってくれ」
「うん。昴、指出して?ローションつけてあげる」
「ありがとう。睦月も指、出しん。一緒に触ろう?」
「え…一緒に…」
ためらう睦月に祖父江はにこやかに笑い
「許す」
「許すって。睦月、先にやりん。僕は後に…」
「なんか可哀想…」
「お預けの方が辛いと思う。睦月だっていつもそうじゃん?いつまでも挿れないでいると泣いちゃうじゃんか?だから早く挿れてやりんよ。宵くん待ってる」
ごくんと生唾を飲みこみ睦月は真尾を見た
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