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アフターケア 5
「実継さん…僕、もう…っ」
「我慢が限界か?」
「だって…どうしたら実継さんをくれますか?」
目を潤ませて宵は実継を見上げ
「泣きそうな顔をしてるな」
「欲しいです、実継さん」
「そんなに必死にならなくて大丈夫だ」
「実継さんは僕が欲しくないの?」
不満そうな宵の頭を優しく撫で
「欲しいに決まってる。だがな…宵、お前はショートケーキの苺は先に食べるタイプか?」
「え…なんでショートケーキ」
お尻に指を挿れられたまま謎の質問をされ、宵は呆けた顔をした
「いいから、答えろ」
「んー…ショートケーキはあまり食べないからなんとも言えないですが…」
「じゃあ、モンブランの栗でもいい」
「それは…後から……ですかね」
「俺もそうだ」
「あの?」
質問の意図が分からず、宵は首を傾げ
「宵とのSEXはモンブランの栗だ。美味しいものはとっておきたい」
「大事にとっておきすぎて腐ったら食べれません〜っ」
宵は実継をポカポカと叩き
「はは。それもそうだな?じゃあ、食べてやるとするか」
実継は宵の太ももの裏に手を回し宵を引き寄せた
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