45 / 252

慌てる2人と動じない人

「今日、祖父江先生遅番だったよね?祖父江先生に調教されてる中?」 「ちゃ…ちゃう。実継さんは関係ない」 「実継さん…ね?」 「え…あ…えーと…」 し、しまった…いらんこと言ってもうた、、 「むー?誰としゃべって…あ、やべ」 「なるほど。しずく先輩ね?」 「しー先輩!見られてもうた〜っしかも、奈南先輩しれっと挿れなおしてきたで」 「はいはい、ごめんね。巡回終了までには帰るつもりだったけど遅くなっちゃった」 「牟呂、放置プレイしてたの?」 「まあ…そんな感じです」 「仲良しですね?」 「バイブ、挿入甘かったですかね?」 「だね。ちょっと浅いよ。もう少し奥に挿れないとイけそうでイけなくて辛いから。ちゃんと前立腺にあたるように挿れてあげなきゃ」 「勉強になります」 「それはそうと、祖父江先生と周防…把握済み?」 「あー…ですね。でもなんで?」 「この子、口滑らせてファーストネームで呼んいたから。ちなみに宵先輩は?」 「知ってます。というか…グループ交際みたいなことしてて…」 「そう…。宵先輩を牟呂は抱いているわけだ?」 「えと…はい」 「幸せそうでいいね」 「奈南先輩、交際している方は?」 「いるにはいるよ。恋人じゃないけど…うちの病棟、同性愛者だらけだね」 奈南はクスクスと笑いながら仕事へと戻っていった

ともだちにシェアしよう!