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ゲストルームの、2人
ゲストルームへと来ると宵は震えながら雫に抱きついた。
「宵さん?どうしたの?震えてる」
「脱いで?向こうの声が気にならないくらい抱いてください」
「…っ。ぬ、脱ぐのも抱くのもOKですけど、何に怯えてるの?」
「実継さん…雅宗に尿道バイブを仕掛けるつもりです」
「なっ!なんじゃそりゃ」
「そのままの意味です。尿道に挿れるバイブで細いのから太いのまであるんだそうです」
「…えと…宵さんご経験は?」
「ありません」
「宵さん、経験していないのに雅宗に?」
「僕は…尿道に挿れられそうになって一度ショック状態になったのでできません」
「た、確かに…バルンカテ抜く時、ひどく怯えていたような記憶もあるけど…カテよく挿れられましたね?」
「実継さんが…挿れました。詩乃に押さえられて…いっぱい泣き叫んじゃいました」
「雅宗は…たしか導尿すら経験ないはずなんだけど…」
〝いややぁーーっひぃあっー〝
「雅宗…」
「実継さんを殴りにいきますか?」
「え?」
「憎くありませんか?俺の雅宗に!って」
「いや…だって、、お仕置きなんでしょ?あれ」
「…」
雫の発言に宵は目を丸くし
「さすが…実継さんの教え子ですね。思考がSそのものです。明にぃと気が合うかもしれません」
「お兄ちゃんいるんでしたっけ?」
「はい。実継さんとお友達です。あの、雫?そろそろ抱いてほしいです」
「あっご、ごめん。今脱ぎますね」
「はい」
宵はニコニコと笑い雫の支度が済むのを待った
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