58 / 252
前から後ろから 2
「なんだどうした?雅宗。俺に甘えたい…なんて言うなんて驚いたぞ。おまえの恋人は雫だろ?」
「そうやけど…だ、だって…宵さんばっかり優しくしてもらえるん…なんか、うらやましいんやもん」
「なかなか可愛いことが言えるじゃないか。お仕置きを頑張れたら甘えさせてやるよ」
「それ、ほんま?」
尿道バイブを支えていた手を離し、実継は雅宗の頭をガシガシと撫で
「やーっ頭わしゃわしゃせんといて!」
「可愛いがってるつもりだが?ちゃんと頑張れたらもっと甘えさせてやる。さあ、うまく力の抜けているうちにこっちを…」
実継は雅宗に挿れている指をゆっくり開き、奥へと押し進め、前立腺にふれた
「ぁあーっ」
「いい声が出るな、ほらこっちも」
尿道バイブに実継は手を戻し、トントンと両側から前立腺を刺激した
「んぁああーっ…そこ、だめ…だめぇ」
「何がだめなんだ?」
「知らん…っこんなん知らん〜っ気持ち良すぎておかしなるー」
「新しい扉が開きそうか?」
「開く!開いてまうから〜っぁあっ気持ちいいっ怖い助けてやぁ」
「大丈夫。怖くない」
「は…は、は…ぁあっ」
乱れる雅宗を実継は満足気に見下ろした
ともだちにシェアしよう!