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宵さんのヤキモチ 2
止めようとしても止まらない涙が溢れ続けていて宵は混乱した。
「ひく…涙、止まんない…っどしたら…いいですか?」
「どうしたらか…。んー、宵、おいで。ハグしよう?抱き返して」
「…ん、はい」
言われて抱き返すとますます泣けてきて、実継の胸に顔を埋め
「ん…っく…ぅ」
「そんなに泣かなくていい。さっき宵が見たのはアフターケアであって、そこに愛してるとかそういうのは何もない」
実継は宵を離し、宵の唇を奪い
「んむ…っ」
最初嫌がったもののキスが深くなるにつれ、宵はうっとりしだし、体の力を抜き
「実継さん…抱いて」
「えっち、雫としたんじゃないのか?」
「実継さんの…もう、勃たないですか?」
「いや、宵とならいくらでも勃つ。しかし、負担にならないか?」
「ならない。僕、そんなにヤワじゃありません」
「分かった。じゃあ、シャワー行くか」
「え?」
「いやだろう?いましがたヤキモチで泣いたくらいだ。リセットしてからしたくないか?」
「はい、そうします」
宵は涙を手で拭い、笑顔を見せた
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