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遊園地へ

遊園地に着くと2人は駐車場に降り立ち 「平日だからそんなに混んでないね?並ばずに乗れそうでよかったね」 「うん!学校始まったらこうはいかないから連れてきてもらえてよかった!」 「ふふ、はしゃいでるな理央。じゃあ順番に乗っていこうか?」 「わーい」 2人で手を繋いで仲良く園内を散策していると思わぬ2人に遭遇した 「明にぃっ」 「明くん?と…誰だろうな?宵」 「宵に実くん!奇遇だね。そっちもデート?」 デートの言葉に宵は顔を赤くし 「えと…はい」 「明さん…だぁれ?」 「ごめんね?理央。この子が弟の宵だよ。隣がパートナーの実継。通称実くんね。実くんは俺の同級生。もう1人同級生いるけどそれはまた紹介するね」 「その子は明にぃのパートナー?」 「んー…ペット?」 「へ?」 「って言うのは冗談で…。そうだね。パートナーかな?理央。ご挨拶できる?」 「はい。理央です。看護学校合格してご褒美に連れてきてもらいました」 「可愛い。ね?実継さん。看護師の卵ですよ」 「だな?将来が楽しみだな」 「せっかくだから一緒に回りますか?」 「宵がしたいように」 「明にぃ、一緒に園内回りますか?」 「宵は一緒に回りたいの?」 「はい」 「分かった。じゃあ回ろうか?理央がね、メリーゴーランドに乗りたいらしいだ。メリーゴーランドからでいいかな?」 メリーゴーランドを指差し、明は実継に視線を移した

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