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従順にゃんこ

黙ってしまった実継の顔を明はのぞきこみ 「そういえば実継は導尿されるの苦手だっけ?」 「思い出させるな。若気のいたりなんだから。2度と飲み過ぎないよ」 「なぁんだ。次があればやってあげようかと思ったのに」 「断る。宵にもやるなよ?」 「ん?なんで?元泌尿器科ナースだから手技には自信あるよ?」 「宵は尿道はトラウマになっている。嫌われるぞ」 「嫌われるのか…?それはよくないね。残念。あ、メリーゴーランドが終わったみたいだ」 ぴょんと飛び降りる宵とは裏腹に理央はのろのろと馬から降りしゃがみこんだ 「理央くん!大丈夫?やっぱり調子悪い?」 「ちがっ違うの!」 理央を支えて起こそうとすると理央からモーター音が聞こえ、宵は顔を赤く染め 「り、理央くん…っ、いいことしてるでしょ…っ明にぃにやられたの?大丈夫?」 「へへ…バレちゃった。思ったより気持ちよくて動けなくなっちゃった」 明と実継は2人の側に寄り、寄ってきた明に宵は怒り 「明にぃ!理央くんいじめちゃだめですっ」 「宵?これはいじめていないよ?これは理央を可愛いがっているんだからね」 明はポケットに手を入れてスイッチを切り、理央の体を抱きあげた 「腰が抜けちゃった?理央」 「うん。でも、イかなかったよ?ちゃんと我慢した」 「偉いね。ご褒美に次のアトラクションまで抱っこしてあげる」 「え…恥ずかしいよ」 「遠慮しないの、次は何に乗る?宵はリクエストある?」 「コーヒーカップ!」 「宵は本当にコーヒー好きだね?回しすぎに注意だよ?酔っちゃうからね」 「はーい」 4人はコーヒーカップに向かって歩き出した

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