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理央、宵に懐く

明のピストンに合わせて理央は声をあげた 「ぁ…ぁ…ぁんっ」 「理央、ダメだよ?お外だから声を出しちゃ」 「だ…だって…」 理央は片手を壁に、もう片手を口にあて声を押し殺した トントンー… 「明にぃっ!理央くんっここですか?大丈夫ですかっ?」 「宵が遅いって心配しているが明くん問題無いか?」 「へ…や…やだ…っ明さんどうしようっ」 「問題ないよ大丈夫。宵、ちょっとおもちゃを取るのに苦戦してるんだ。ね?理央」 「う、うん。そうなの」 「それは大変っ。理央くん!お腹に力入れてみてっ恥ずかしいかもしれないけど、出口を自分で拡げるか明にぃに拡げてもらって!少しいきんだら出てくるよー」 もう出したけど…明さんの出し方って…合ってたんだ。 2人が扉挟んで目の前にいるのにピストンやめてくれない そんなにパンパンしたらバレちゃうよー 「ん…んぅっ…は…ぁ、だ…め…イっちゃうー」 「え?実継さん聞きました?理央くん、おもちゃを取るだけでイクみたいです!」 「すごいな…イキやすいんだな、彼」 「ぁああっ」 「おめでとう、理央。無事に出てきたよ」 「…ぁ…ぁ……ぅ…ありがと」 聞こえてきた会話に宵と実継は顔を見合わせ 「本当にイキましたね?」 「だな?」 カチャンー 鍵が空き中から理央が飛び出てくると、理央は宵に抱きついた 「宵さんっ!」 「っと…どうしたの?」 宵は反射的に理央の頭を撫で首を傾げた

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