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理央くん幸せ
「明さん」
理央は後ろから抱きしめてくる明を見上げ、汽車を指差し
「ボク、今度はアレに乗りたい」
「ん?アレって汽車ぽっぽ?」
「理央くん可愛い。ね?実継さん」
「幼い時に乗って以来だな。少し照れるが…付き合うか?宵」
「はい」
「理央、汽車ぽっぽでいいの?ジェットコースターとかいろいろあるよ?幼児向けの乗り物だけど…」
「遊園地ってほとんど来たことないからアレがいい」
「ok。じゃあ行こうか」
「うんっ」
明と理央は手を繋いで歩きだし、宵と実継もそれに続いた。
その後も理央の行きたい所に行き、最後に観覧車に来るとそれぞれのゴンドラに乗り込み2組はそれぞれの時間を過ごした。
「明さん…」
理央は隣に座る明の肩に寄りかかり
「忘れられない子が戻ってくるまででいいからそばにいてね?」
「その時が来るかは分からないけど、今は理央しか見えないよ」
「明さんありがとうっ大好き」
理央は明に口付けニコっと笑うと明に抱きつき、明も抱き返した
「見られちゃうよ?知らない人に」
「さっきまでもっと恥ずかしいことされてたもん。大丈夫ですよー」
ご機嫌の理央は前のゴンドラから手を振る宵と実継に手を振り返し、ご褒美デートを満喫すると明のそばにいる幸せをかみしめた
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