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むー&しー

「えー…またあそこ行くん?」 「ダメなの?むー。俺は行きたいな」 「嫌や。あそこ行くと恥ずいやん」 「って言いつつ、いつもよりむーが乱れてくれるから可愛いんだよ」 就業後、30歳の周防雅宗と31歳の牟呂雫は話しながら駅前を目指して歩いていた。 目的地〝カフェM's〝知る人ぞ知るゲイの出会いと交流の場で一夜の快楽を求めていろいろな男性が出入りしていた。 「行くんはええけど、プレイルームは行かんで?」 「はいはい、ショールームね」 「なんやねんその言い方。しー先輩は平気なん?俺が他人とえっちしとっても」 「実継さんとしてるじゃん」 「それは別やん?それはそういうもんやからええの。その他の人は嫌やねん」 「分かったよ。じゃ、行こう」 ショールームへと入ると何組かが始めていて雅宗はドキドキと胸を鳴らし、雫の手を握りしめた 「あれ?いやや言ってたのに興奮してきちゃったのかな?雅宗くん」 「言わんとってー。だっていざ見たら興奮してまうやん?そういうもんやろ?」 「はいはい、可愛いなぁむーちゃんは。シャワー浴びよう」 「ん…」 2人でシャワーを浴びていると雅宗は雫に抱きつき 「しー先輩ぃ」 「どうしたの?甘えてる?」 「はじめての日、血ぃ出てもうて俺がわんわん泣いたやろ?」 「血って言っても少しだったはず」 「少しでも何日かその排泄するたんびに痛かったんやで!」 「まあまあ昔のことだから。水に流してよ」 「それはええねん。とっくに水に流したったから」 「ん?じゃあ何?突然で話が見えない」 「あん時な…俺、いっぱい泣いたけど嬉しかったんやで?」 「そっか。それで?」 「今も繋がるとき、痛いねんけど…しー先輩とすんの幸せやねん」 「…っっむーちゃん…可愛いこと言うの反則。また怪我させちゃうって」 雫は雅宗の可愛いさに照れながら抱きしめ返した

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