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デレデレな東間先輩

「なぁなぁ、西先輩放置やけどええの?」 ツーンとしてあぐらをかいたままの西を雅宗は指差し尋ねた 「大丈夫大丈夫。そのうち我慢できなくなってすりよってくるから」 「え、それは可愛いですね?先輩」 「そ。可愛いんだよね。でも、本人は可愛い自覚がないからスネちゃうしイジけちゃうんだよね。それがまた可愛いんだけどさ」 「デレデレじゃないですか、東間先輩」 「だって、可愛いからさ」 チラッと西に視線を送ると西が気づき 「みなみー。暇ー。相手しろ」 「はいね。患者さんより手が焼けるとこも可愛いんだよね」 「なんか…ごちそうさまです」 「ごめん、ごめん。今までノロケる相手とかいなかったからつい。北斗ー、チューは?」 東間は西の側により2人で向かい合って座り、キスをし始めた 「ええなぁ…西先輩、愛されとるやん」 「むーのことも充分愛してるつもりだけど?」 「せやけど、抱かせてくれんやん?そこんとこ愛が足らん気がすんで?」 「しつこいな…雅宗。今夜のプレイ頑張ったらご褒美でやらせてあげるって言ってるじゃん」 「むー…いやや」 「ほらほら、だだこねてないで俺らもそろそろしよ。西先輩の座っている隣に寝転がって」 「ん」 言われた通り西の隣に寝転がると、雅宗は雫に両手を掴まれ唇を奪われた

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