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お預けに泣くしー先輩

あかん…まだ、挿れたばっかやのに…もうイきそうや 「…ぅ…く…っ」 「っは…ぁん…っむ…むー…気持ちぃ」 「…しー…先輩…っ俺も…ぁあっ…んぁ…しー先輩…あかん…っ」 ピタっと雅宗が動きを止め、息をととのえていると、雫が続きをせがみ 「むー…ちゃんと動いて…っ」 「先ぱい…ちょっとタンマ。イってまう」 「ぅうーっ…ひく…っ」 雫は突然泣き出しあふれる涙を手で拭い、雫の反応に雅宗はうろたえ 「え…ぅわ…っせん…ぱいっ!なんで泣くん?」 「痛いの我慢したのに…っ止めないで…っ」 「止めないで…って止めんかったら俺、イってまうやん」 「それでも止めるとか…ツラい…っぐす」 「えー…どうしたらいいん?…って…ぅあっ?西先輩!?」 「せきとめてやる」 横で見守っていた西が雅宗の根元を強く握り 「浅めになっちゃうけどこれでできる」 「な…なぁっ!?この部屋、パートナー以外を触ったらあかんねんで?」 「じゃあ、隣行くか?」 「北斗、いいの?」 「いや、だってさ…なんか牟呂、可哀想じゃん?南はそう思わないわけ?」 「いや思う」 「いやいや!俺らあっちには行ったことないねんで?」 「奇遇だね?俺らもだよ。ね?北斗」 「おう」 「しーちゃんはどうしたい?隣に行く?」 東間にしーちゃんと呼ばれ、戸惑いながらも雫は頷いた。

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