128 / 252

お伺いの電話

雅宗、西と離された雫は首を傾げ 「東間先輩?」 「北斗はああなると長いよ。2人を待っている間気持ちよくしてあげる。しーちゃん横になれる?」 「え…で、でも…ま、待って…電話させて」 「電話?いいけど…」 雫は携帯を取り、電話をかけた 〝どうした?今日は雅宗とデートだろ?〝 「…だったんですけど…流れで…東間先輩&西先輩カップルとM'sでスワッピングする流れに…」 〝あの2人…できてたのか…〝 「ですね」 〝で、用件は?〝 「してもいい?」 〝ん?別に俺にお伺い立てなくても…〝 「いや、だって…なんか悪い気が…」 〝ありがとな?宵には黙っとく。宵はヤキモチ妬くから知らない方がいい。また、どうだったか聞かせろ。じゃあな、楽しめ〝 「はい。おやすみなさい」 〝おやすみ、雫〝 電話を切ると、雫は東間に向きなおり 「あの、電話済みました」 「なんか…よくわからないけど、訳あり?」 「いや…なんて言うか…定期的に仲良くしているカップルがいるんで…一応」 「義理がたいね?しーちゃん。それで、いいって?」 「はい。楽しめって」 「じゃあ楽しもう?横になろう?」 「はい」 雫は東間に誘導されてマットに横たわっていった

ともだちにシェアしよう!