191 / 252

臣×由宇の初夜

段ボールだらけの部屋に2人で入ると玄関先で2人とも待ちきれずに向かい合って唇を合わせて舌を絡ませ合った 「…っ」「ん…」 「由宇」 「臣…」 「ふふ、なんか恥ずかしかね?」 「うん…だな?」 「お部屋、入るばい」 「おかえり、臣」 「…っ。嬉しか。おかえりって嬉しかね?」 「本当?これから何回でも言ってやるよ」 「由宇にも言ってあげると。おかえり、由宇」 「ただいま」 2人照れ合い唇を離すと靴を揃えて脱ぎ、手を繋いで廊下を歩き、ソファに並んで座った。 「変な感じやね?」 「確かに。なぁ、臣。片付けどうする?」 「今日、明日はまったりしたかよ」 「同感」 「そうそ。初夜やけんね」 「しょ、初夜ぁっ!?」 由宇は臣から出た言葉に素っ頓狂な声をあげ 「そう。初夜やけん、後でお風呂ば一緒にはいろ?」 「え…風呂?一緒に?」 「ん?大浴場で一緒に入っとろうもん、恥ずかしくなかとよ?お互いのおちんちんももう見とるけんね」 「う、うん。分かった」 「よし。そうと決まったら初夜のためにお風呂でお支度してあげるけん」 「お支度って…」 「由宇は知らんとね?男の子同士のえっちばする時はいろいろ準備がいるとよ」 「準備…臣、したことあんの?」 「なかよ」 ニコニコと笑いながら話す臣に由宇は怯えて顔をひきつらせた

ともだちにシェアしよう!