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臣、23才再入院 2
処置3にたどりつくと実継は処置ベッドから枕を取り除いて臣をベッドに仰向けに寝かせ
「臣、経鼻チューブを挿れるからな」
「やっ!挿れたくなかっ」
「だめだ!体重がどれだけ落ちていると思うんだ。血液データもよくない。とてもじゃないが自宅には置いておけない。ホルモン値にも影響が出て陰茎刺激への反応も悪い。周防、両手を掴まえていてくれるか?」
「了解。臣くん、お手手繋いでいようなあ?」
雅宗が臣の手を封じると必要な物品をカートに乗せてベッドサイドに配置し、実継は臣の足に乗った
「んーっ!重たかよ!先生っ」
「暴れて鼻血が出ると厄介だから我慢」
「やーっ」
嫌がる臣に構わず実継はチューブの挿入用意をし、慎重にチューブを臣の鼻に通していった。
「ん゛ーっあーっ痛いぃーー」
「頑張れ臣くん。ごくんしてや?ごくんして胃のナカに入ったら終わりやから
ごくんー
「うまいで!臣くんっ。ええ子や」
チューブが入り終わると実継は聴診器で挿入位置が正しいか確かめ、聞き終わると雅宗に聴診器を渡し
「ok。バッチリ聞こえるで。そしたら、病室移動でええんやろか?」
「いや、1本筋肉注射を打つ。そのまま押さえていてくれるか?」
「マジか〜」
今夜の夜勤、しー先輩やんな、どんまい。
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