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千早 3
実継はローターのヒモに指を引っ掛けて千早のナカからローターを抜いた。
「んっ…んぁぁ…っ挿れられるのも嫌だけど、抜かれるのも気持ち悪い」
「慣れろ。それより、約束。忘れるなよ?起床時と就寝時にローター刺激を陰茎5分のナカ5分な?看護師にチェックさせるからそのつもりで」
「うわっ。まったく信用してない!」
「そう思うなら少しは信用してもらえる努力をしろ。そうしたら千早、ズボンを履いて」
「言われなくても履くし」
「1号室に入った子にあいさつ行くぞ」
「なんで!夕飯の時でいいだろ。嫌でも顔を合わせるんだから」
「食事ができない子だから食堂にはよっぽど行かない」
「食事できないって…まじ?可哀想。なんで?」
「それは本人に聞くといい」
「あー…、守秘なんとか?」
「守秘義務な」
「分かった。でも、真白が来たら…」
「1号室にいるってステーションに伝えておけば問題はない。真白とその子は顔見知りだ」
「ふーん」
適当に返事をすると千早は身支度し、ベッドから降り
「準備いいか?」
「うん、いい」
実継の後ろについて1号室へと向かった
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