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はじめての感覚

まだ痛みが強くて千早はプルプルと震えながら泣き続けていた。 「…っう…っく…い…たい…痛いよぉ」 「よしよし。大丈夫だ」 「せ…せんせ。お願い…もうゆるして…」 「許して…って俺は別におまえをいじめているわけでは…」 「抜いてくれないの?」 「まだ抜けない。あと10分な?」 「いやーぁん…っ」 「千早、動かすぞ」 「へ?」 実継は千早の腰を支えてプラグの抜き差しをはじめ、千早は想像もしていなかった実継の行動に驚いた 「いぁあ!」 「繰り返すぞ」 「は…あぁっ…んん…っ怖いぃ」 「もうそこまで痛くはないだろう?我慢できるくらいにはなっている。そうだよな?」 「う…うん…我慢はできる。でも、やぁっズポズポしないでーっ」 (先生の言う通りたしかに我慢できないような鋭い痛みは通りこえたけど…ぷらぐっていう道具をズポズポされると、、なんか…じっとしていられなくてウズウズする感覚が…。こんなの知らない) 「…っん…ふぅっ…あぁっ!も…やだっ、おしっこ、おしっこ行くからもう終わるっ」 「その感覚はおしっこじゃないから大丈夫だ。だから終わらない」 「やだーっっ!高校生にもなっておもらしなんてしたくないよーっ」 千早は失禁の危機におびえてジタバタと暴れた

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