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第4話 僕VS部長
ゆーーーーーーーめ?
目を開けると横には誰もいなかった。
でも、、、、、。
ここは僕の家じゃない。
大きな白いベッド。
「やぁおはよう」
ガチャっと扉が開くとバスローブなのかそれをまとってさらには淹れ立てらしい珈琲を持っていた。
そして僕は部長の顔を認識できる能力を身につけたのだった。
「あの、えっと」
「おはよ」ずいっとこちらに来たので仕方なく
「おはようございます」
というと立ち上がり
「シャワーでも浴びるかい?」
シャワー…………やっぱ事後なのか、、、。
僕は童貞じゃなく後ろの処女を部長に捧げてしまったのか!!!!!!
「まぁ立ってみれば分かるんじゃないか?」
僕の青ざめ絶望した顔を見たのかそう言ってきた。
え? なに、その優越に浸った顔………。
部長ってこんな趣味悪いの??
ベッドにずっといるのもと思い立ち上がる。
噂によれば足かっくんとかなるらしいけど、……ならないだと
思いっきり嬉しい顔になると部長はすかさず苦笑していた。
「……驚かせないでくださいよ」
と少し照れながらいうとそれを見た部長は近寄ってきた。
は?
窓ガラスと部長に挟まれた。所謂壁ドンだ、いやこれは窓ドンかもしれない、などと悠長なことを考えていると耳元でこう呟く
「腰が立たなくなってすがる君を見るのも最高だったが私は優しいようだ」
ん? あれ? 未遂だよな??
「ふん、まぁどうなったかは君の体に聞くといいよ」
さーっとさっきまで照れていた気持ちから血の気が引いたようで一瞬にぶるっと寒くなった、それによく見ると全裸、、、。
と言われシャワールームに連行された。
「一緒に入る?」と甘い声で言われたがぶんぶんと首を振り
ドアをしめた。
ああああああ、もうなんだよ、どういうことだよ。
僕はやられたのか、それともやられてないのか!!??
なんなら と思い尻に指を入れてみた。
気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い…………。
人差し指しか入らなかった。
これはセーフなのでは?
だってあの……夜中に見た、デッカイ人参、いや大根は人差し指だけではすまない。
収縮能力が僕に備わっているとも思えないし……。
って考えるのやめよ、早くこの家から脱出しなければ、そしてあと1日の僕の大事なお布団が待ってる!!
と決意したが風呂場から出るとタオルとバスローブしかなかった。
仕方なく、仕方なくだよ、それを着てドアをあけ、廊下を覗く
よし、誰もいない。
「どうかしたか?」
「ひぃいいいいいいい!?」
え、あっパクパクと魚のように口をあけてると
「で、どうだった?」
「あっ絶対未遂だ!!!!」
「さて、朝ごはんにしようか」
もう、無理なんか無理、助けて…………。
「部長!!」
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