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第12話 部長と初♡
「ど………どこまで入りましたか?」
「真ん中あたりまでだよ、見たい?(上からの見た図が一番眺めがいい)」
と言われたがぶんぶんと首を振り拒否した。
「そうか、お腹のあたりだとこの辺かな(もったいない、私が突くと少し浮んで見えてくるのがさぞかし美味)」とさすってくるとビクンと体が震えた。
「やばい、どうしよう何か来る」
そう、今僕の体は非常事態を起こしていた。
なにかがこみ上げてくるような感覚だ。
これは紛れもないアレだ。
びくっ
「んんっ」
ぶしゃーと噴きだしたのは精液ではない、透明なもの。
「これは困った本当に手加減ができなくなっちゃうな(煽りに天才か?)」というと腰を振ってきたのだ。
そしてあの話を思いだす。
社長と部長の初Hの話を
「やっ待ってて…………そんな早くしたら、また……イ」
ビュルルと部長の顔に飛ばすとぺろりと舐め
「ご褒美かな?(ああ、どうしよう、すごい可愛い、こんな感度がいいなんて)」と言いながら腰を振ってきた。
「あんあん// 激しい、腰が…………あああっもう止まらない」
「すごいな、まさかこんなに感度がいいなんて、私はもったいないことをしていたようだ」
「部長、失礼します、帰り支度が完了しました」
「え、ひっ!?」
高峰さんが来客した。
しかし部長は腰を振るのをやめない。
「高峰くんありがとう、では駐車場まで」
「ええ、こちらです」
と普通にやりとりしていた。
僕はというと部長にがっしりしがみついて移動する。
揺れる度に上下に振られ社長との行為を思い出した。
「どうした? そんなに気持ちいいか?(締付けてくるなんてなんてご褒美だ)」
「ちがっ………」
(顔を見せてこないあたり感じているのだろう、家に帰ったらもう一度愛を確かめてやろう、きっとこれは紛れなく私に惚れている)
高峰さんが運転している間も僕は部長を感じていた。
もうおかしくなりそうだ。
頭の中ビリビリしてお腹の中固くて分かるくらい部長がいる。
どうしよう、本当に好きになったのかもしれない。
家につき僕の部屋ではなく部長の部屋で思いっきりキスをした。
「んんっはぁはぁ……」
上着とシャツを脱ぎ露わになった乳首に吸い付くかのように部長が口を落とし、歯をたてていた。
「んんん///」
「そんなに感じているんだね(眼福すぎる)」
「部長鼻血出てます」
「すまない(眼福すぎて)」
「こんな時に聞くのも変なんですけど、どうして僕なんですか?」
「本当にこんな時に聞くのも変なことだ、まぁあれは3年ほど前」
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