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第14話 奥まで愛して♡
「いぎぎぎぎぎっ!!?? ムリムムリ」
肩に手を置くと所謂あれだ。
刺し殺しの刑になるわけだ。
「痛い痛い、さすがにまだ無理です、ひっ///」
「そうか? いけそうだぞ(メキメキと肌を突き抜ける感覚がなんだかいい、私はSかな)」
「やっなんか変、ダメそこ奥は、これ以上ははいらなっ」
「すごい、実況してくれてありがとう」
部長も少し苦しいのか鈍い顔をしていた。
「ぐっ///」
ズブンっと奥だと思っていた先に入ってしまい。
「かはっ」
息ができない、、、。
ビクビクと体を小刻みに揺らしながら奥にいると思われる部長を感じた。
「ああ、すごいよ瑠夏(ビクビクと震える君が可愛すぎる)」
顎を持ちキスをして外も中もとろけてしまいそうだ。
「うっ///」
もういいや、なんかどうでもいい。
このまま部長に全てを任せてキスも体も臓器も全てあげたい。
きっと部長なら僕のことを優しく接してくれるはずだ。
「ああ、瑠夏君は最高だ」
行為が終わり僕はというとベッドでうつ伏せになって枕に顔を突っ込んでいた。
「うううううっ」
「私は最高の気分だ」
ペットボトルを傾けながらそう呟く僕の上司であり、多分恋人の奥川史哉さん。
「ぶ………部長、性欲旺盛すぎません?」
「そうか? 普通だと思うが」
仏なのか? 今まで童貞で過ごしてきたから分からない。
まぁ僕だって多少雑誌とかエロ動画見たりして抜いてたりするときもあったけどでもあんな僕の中をぐちゃぐちゃのとろとろにしちゃうなんて…………。
僕にはできない。
「瑠夏、水飲むか?」
「はい………んっ」
すかさず口移しで飲ませるところ本当に僕にはできない行動だ。
でも冷たくて気持ちいい。
「口移しだけなのに舌を絡ませてくるあたり………」
「………もう一回したい」
「(どうしたんだ、瑠夏、可愛すぎて明日仕事に行けなくなるぞ)」
「なんで無言なんですか? もういいです」
とそっぽを向くと
「私はどの体位でやっても構わないからな」と言いながらうつ伏せになっている状態で挿入してきたのだ。
「ひっ………ちょっ」
こ、これ思った以上にあそこを突かれていてやばい。
「少し狭いな(ギチギチだ、でも震えている瑠夏は愛でる)」
「あぅあぅもうやばい、おかしくなっちゃう………」
「おかしくなっていいぞ、なんなら私が君の世話を焼こう」
「そ、それはなんか人として終わる気がする」
「瑠夏は良い子だな」
後ろからのキスもやばい。
それから3ラウンドが終わり初めての濃厚な出来事は終わった。
案の定次の日は仕事を休んだ。
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