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「バ……っぁ」  いつもよりペースも早く酒を飲んでいたからか、それともこういう快楽に弱いのか、トロンと表情を緩めた先輩をそっとベッドに降ろす。  確かに俺は女しか……というか美玖しか抱いたことはない。  ムカつくことに先輩と比べたら経験は浅いかもしれないがナメてもらったら困る。  まぁ、こんな溶けた顔の先輩を見てガッつきそうになるのは必死に抑えているが。  耳を指でなぞりながら顎も捕らえてキスを繰り返す。  離れたら逃げそうで……いや、離れられなくて……。  今は先輩を徹底的に感じさせてやりたかった。 「ん……ハッ、ぁ……あぅ……タ、ク……」  必死に呼吸を求めつつ、合間に漏れる声も少し甘さが混じってきてニヤけてしまう。  口の端から溢れた唾液を指で拭ってそのまま胸の突起に擦りつけた。  それだけでビクンと跳ねた先輩は甘い声を漏らして眉を寄せる。 「待っ!!」 「嫌です」  縋りついてくる腕の強さに嬉しくなって微笑んでしまった。  胸に口をつけつつ、手を伸ばして先輩のモノに触れてみる。  確かにこんな勃ち上がった他人のモノを見るのも触れるのも初めてだった。  でも、そんなモノさえも愛おしく思うんだから仕方ない。  それをどう伝えようか。  思いつつ先輩の脚をしっかり開いて口に含むと、先輩は慌てたように俺の髪を掴んできた。 「バカっ!ちょ!やめっ!!っ、んっ……」  引き剥がそうとはしてくるが、ジュブジュブと音を立てて咥え込む。  すると、先輩はビクッと腰を揺らして必死に耐えようと力を込めた。

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