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 開かせた足の間に身を置いて更に太腿を押して浮いた腰の下に膝を入れて枕も挟む。 「んなっ!!」  身体をひっくり返された先輩は声も裏返したが、俺は気にせず丸見えになった後孔に顔を寄せた。  気配を感じたらしい先輩が腰を捻るより先に俺が腕でしっかり腰をホールドして舌を伸ばす。 「バカッ!!ふっ、う……どこ舐め……んぅっ!!」  ビクついて吐息を漏らす姿にゾクッとした。 「キッツ……先輩だって俺がハジメテの時に舐めたじゃないですか」  ギュッと閉じてなかなか開いてこない後ろから顔を上げて、代わりに指を舐めてから唾液をたっぷり纏わせてまたその固い蕾に触れる。 「それ、は……お前に無理だ、って、言いやすくす……る為に……っ」  ゆっくり埋め込んでいくと、先輩は息を乱しつつ何とか答えてくれた。 「優し過ぎません?」  さすがにいつまでもその体勢は辛そうで、顔も見たくなった俺は膝を抜いて覗き込む。 「あ、ンンっ!……知らな、かった……の、かよ」  眉を寄せた先輩は吐息と共にこっちを見た。  吸い寄せられるようにキスをしてローションを手にする。  絡めて指を増やすと、先輩がビクンと跳ねた。 「その表情(かお)、堪んないです」  フーっと息を吐くと、先輩はキュッと後ろを締める。 「は、待っ……や、ちょ……」 「先輩だっていつも待ってくれないでしょう?」  笑いながら俺は指を限界まで押し込んでバラバラと動かした。

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