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グプジュプとさっきまでとは打って変わって直接的な刺激に腰が浮く。
咥えながらこっちを窺うその目にもクラクラした。
「も……イ、く……」
自分でも早過ぎると思うが止められない。
それまで散々焦らされて痛いくらいだった屹立は先を吸われると、ドクンと弾けて先輩の口の中に勢いよくその熱を吐き出した。
出し切って脱力した俺の目の前で先輩はコクリと喉を鳴らしてにっこりと笑う。
その笑顔はあまりにもかわいくてドキッとした。
それまでの雄々しさとのギャップ。
手を伸ばしてその頭を引き寄せると、俺は自ら唇を重ねた。
少し驚いたような先輩。
正直、俺も口をつけてから感じた生臭さにためらいはあった。
それはさっき俺が先輩の口に出したモノだから。
だが、舌を伸ばすと先輩もしっかりと舌を挿し込んでくれる。
「ん……ふっ、あ」
角度を変えて何度も深く腔内を抉ってくれた。
絡められて、吸われて、なぞられて……苦しいほどに求められてふわふわと多幸感で満たされる。
キスを繰り返しながら下半身にまた手が伸びてきて、その手に扱かれる竿はすぐにまた張り詰めていった。
「あ……んぅ……っ」
腰も揺れてしまうのに、先輩は滲んだ蜜を指で絡めてその手を速める。
情けないほど簡単に追い詰められていく俺。
「めちゃくちゃイかせてやるよ?」
ドキッとするあの低さの声で言われて、堪えていたのにあっさりとその欲に飲み込まれた。
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