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白濁が飛んで俺の腹に落ちる。
「まだまだ」
「も……俺ばっか……」
「うん!まだイけんだろ?」
近づいてきたその頬に手を添えて訴えたのに、先輩は笑って口を開くとその指を咥えて微笑んだ。
クチュクチュと鳴る音にドキドキは増す。
そして、後孔に濡れた指を這わされて……でも、周りをなぞるばかりで中心には触れてくれない。
また?と思わず涙ぐんでしまうと、不意に指がその蕾に押し込まれた。
「くっ……ぅっ……」
一度少し入った指は引き抜かれて俺の腹にある白濁を絡めていく。
二本に増えて再び挿入されて、グニグニと内壁を押しながら確実に中を解していった。
イイところは外されて、でも、たまに掠められて身体は勝手に跳ねてしまう。
「ヤっ!」
「ヤじゃねぇだろ?好きにイっていいぞ?」
チュッと音を立ててキスを落とすと、先輩は口の端を上げた。
「いや、も……一人だけ、は……っ」
必死に手を伸ばすのに笑う先輩は弱いところを今度は一気に押してくる。
「んぁっ!……あ……」
目の前で弾けたようにチカチカして、思考もぼやけてきた。
快感の波に飲まれて一気に射精感が高まる。
「あ"ぁっ……ーーー〜〜〜っ!!」
もう三度目なのに訳のわからないまま俺は堪らえきれずに熱い欲を弾けさせてしまった。
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