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確かに腰へのダメージは少ない。
でも、精神的にはかなりキた気がする。
泣き過ぎて疲労感は凄い。
「ヘバったか?」
にこにこ笑う先輩は俺の後孔の周りをなぞってきてもうこれ以上羞恥プレイに耐えられそうにない俺は身を捩る。
だが、俺の腰に腕を回してガッチリと掴むと、先輩は引き上げて俺を四つん這いにした。
そして、押さえたまま指を挿れてくる。
「なっ!!」
「腹ん中に入れっぱなしはよくねぇだろ?」
言いながらグチグチと掻き混ぜられて慌てて乱れまくっているシーツを掴んだ。
「んぅ……あ、んぐっ……」
奥まで挿れられた二本の指がバラバラと動いて掻き出そうとする動きに耐えるが、恥ずかし過ぎておかしくなりそうだ。
「そんな……んっ……いいか、ら……」
「よくねぇよ」
笑いながら内壁を掻き回されて息があがる。
しかも、じっくり見られていて恥ずかしくて仕方がなかった。
「ヤダ……あ……も……」
滲んだ涙をシーツに擦りつけると、先輩は俺の双丘を撫でながらゆっくりと指を抜く。
後孔からトロリと垂れていく感覚にまた甘い声をあげてしまった。
「気持ちよかった?」
カクンと力を抜いてベッドに突っ伏した俺に顔を近づけてきてにっこりと笑う先輩。
「っとに……」
フーっと息を吐いて先輩の後頭部に手を回す。
引き寄せてキスをすると、そのまま身体をくっつけて抱き締めたままゴロンと転がった。
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