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第15話
そんな結心の股間には凶器があった。壮五はそれを見て『絶対入らない。絶対に無理』と思ったのだが、好きな人のそれは何とか受け入れたいという気持ちもある。
「はーい、四つ這いになって〜」
「ぇ、ぁ、よ、四つ這い……」
「うん。シャワ浣して、透明な水が出たら終わりね。」
「……ゆっくりしてくれ」
「わかってるよぉ」
恥ずかしさを堪えながらゆっくりと四つ這いになった壮五は、結心に臀たぶに触れられて体をビクッと跳ねさせる。
「じゃあやるよ。力抜いてて」
「っ、ん、」
少し強引にシャワーのホースがそこに宛てがわれて、チョロチョロとお湯がお腹に入ってくる。
壮五は気持ち悪さに俯いたが、結心は止まらない。
「っは、はぁーっ、ぁ……痛い、腹、もう無理、結心……っ」
「うん、出していいよ」
お腹が苦しい。
若干ポっコリと膨らんだ下腹部に触れて、壮五は首を左右に振る。
結心の前で出すなんて嫌だった。
けれどお腹も限界で。
下腹部に軽く力を入れるとプシャッとお湯が出ていく。
結心は一度目が終わると、休む間なく二度、そして三度とそれを繰り返した。
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