できるだけメアさんの反応が良いところをチンポで擦っていると、メアさんもそれほどの快感なのかシーツを握り締めて、耳まで紅潮した顔を伏せている。 「琢朗っ……お゛ぉ、お……たく、ろ……琢朗ッ……かはっ」 　しかも、突かれるたびに俺の名前を呼んでいる。 　最初こそヤバい悪魔だと思っていたのに、何だこの可愛すぎる生き物は……？ 「えっ、ちょ……何だこれっ……マジでメアさんのお尻が締まり良すぎて……俺のチンポ離してくれない……」 「言っただろう、絶対に逃がさないとな」 「だからっ……俺ももう、逃げませんってば！　メアさんと一生過ごす覚悟なら……できてます」 「っ……ぐ、ぅ……そ、そうであるか」 　俺の意気込みが伝わってくれたようだ。 　メアさんはそれからは、いつもの俺様ぶりはほんの少し封印しているのか、ただ俺だけには心を全て露わにしてくれたのか、一人と一匹として野生的なセックスに没頭した。 　俺も射精しても射精しても物足りなくて、キスもしたいし、組み敷くというよりはだんだんと対面座位になる。 　でもメアさんの乳首やチンポは勃ちっぱなしだし、少なくとも興奮が衰えていないことはわかる。 　なんだかニヤけてしまう。俺に抱かれるのをそんなにも心待ちにしてくれていたんだ。 「メアさん……く、うぅっ……気持ちいいっ……精子ものすごい勢いで製造されてるのわかる……」 「ほう……？　では今夜はどれだけ中出ししてくれるのだ？」 「それはメアさんのエロさにもよるかな……えへへ……ん、ぢゅるっ、んふぅうっ……」 　キスしながら腰を振るのってこんなにも気持ち良いんだから、俺に突かれる側のメアさんはどれだけだろう。 　乳首を弄っても何の抵抗もないし、まあ今回だけのサービスかもしれないけど……。 　特にメアさんのデッカくて一度は触ってみたいな、なんて考えていた馬並みチンポ。 　両手を使っても収まらないので、片手でずりずりと摩擦する。 「た、くろっ……！　俺様のものは……触らなくて、よい……」 「別にメアさんがイッちゃったら駄目って制約はないでしょ。それに俺は、メアさんが感じてる方がグッとくる……。あー、本当にセックスしてるんだなぁって、すっごい精子出したくなる」 「き、貴様……たった数日で言うようになりおって」 　そう、メアさんに会ったのはまだたった数日前なのだ。 　夢魔というか悪魔の存在すら信じていなかった俺は、人智を超えた現象に辟易していた。