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反撃 6

 「あんた・・・マジ・・・ああっ」  グズが呻く。  そのたび靴の下の頭が軋む。      丹念に裏筋を舐め、二つの袋ももみしだき舐めてやった。  オレの髪を掴むグズの指が震えてる。    「くそっ・・・あんた、あんたってホント・・・」  グズが泣きそうな声を出す。  可愛いな、グズ。    オレは愛しくなってしまった。      バイブの代わりに使うには、可愛すぎる。  こんなに濡らして、こんなに堅くして。  我慢しきれないグズの足元で頭蓋骨が軋む音がする。   「おいおい、殺すなよ?」  オレは笑った。    喉まで突っ込む。   苦しくて、でも楽しい。     人に無理やりされんのはゴメンだが、自分からするのは大好きだ。   「畜生!!」  グズが声を上げてオレの頭を掴んで腰を叩きつけてくる。  苦しい。    でも、いい。  喉の奥で口の中で味わう。  オレが支配してる男の味を。      オレのだ。  オレの快楽。    オレの支配。  オレの。    涙を流し、苦しみ、でも感じる。  ああ、奥にも欲しい。  ぶち込まれたい。  「好きっ!!」  グズが何かとんでもないないことを言いながら、オレの喉の奥に生臭く放つ。  飲み干しながら、オレは気分が冷めるのを感じる。  これは、な。  グズをなんとかするのはまた考えよう。  でも、コイツのはデカくて、ちょうどいいんだ。  使わない選択肢はない。   グズはかなりどうでも良くなっていたはずだが、何とか、組長を踏みつけ殺さないで済んだ。  オレは飲みきれなかった分を口からこぼしながら、組長を見下ろした。  組長は目を見開く。  「お前、ダルマにした・・・」  組長は思い出したらしい。  ザーメン口から零してるとこ見て思い出すってなんだよ。  「なんで。腕が。脚が。歯も舌も生えてる」  組長の驚きはもっともだ。  生えてるもんな。  オレがわからなくて当然だ。  もっとも、逃げだそうとした見せしめをかねてオレをダルマにしたのは店であって組長じゃない。  そんな瑣末なことまで組長さんは気にしない。  それは店の裁量だ。  ただ、ダルマにするのを公開ショーにした時、権力を使って最前列で見ていたのはこの男だ。    店の女の子を抱きながら、舞台の上でオレの手足が切り落とされるのを興奮してみていた。  オレの公開人体解体ショーは、大喝采大歓声だった。  変態どもが大喜びだった。  まあ、何度も出来るものではないしな。  「生えたんだよ。手も脚も、舌もね」    オレは笑った。    「拳銃が欲しいな」  オレはそう思って言った。  拳銃は置いてきてしまった。  使う予定はなかったからだ。  でも、グズのを咥えてたから、自分のもして欲しくなってきたのだ。  グズが踏みつけたままでは色々できない、銃でもあれば、グズに口でさせてる間、銃を向けて大人しくさせられるのに。  いや、ちょっと我慢したらいいんだか、今したい。  すぐしたい。  グズの口の中でイキたい。  「組長の引き出しに入っている。三番目。カギは組長のポケット」  グズが言った。   つまみ食いした誰かの指にそんな知識があったらしい。  オレは組長のポケットからカギを見つけ、机から拳銃を取った。  机に座り、組長の頭に銃をむける。  入り口から中を覗いている組員達にもう反撃する元気はあるとは思えないが、殺さないように手首や指しか飛ばしてないから油断はしない。  銃をむけながら、ズボンを下ろす。  グズのをしてるだけで軽くイって、ぐちゃぐちゃに塗れてるオレのモノはそれでもまだ勃起している。  「グズ、オレのも口でして」  銃を組長に向けながらオレは言った。    グズはあっという間にオレのところへやってきた。  むしゃぶりつかれる。  欲しくて欲しくてたまらなかったかのようなその姿にやはり可愛くなってしまう。    旨いものでも食っているかのように一心不乱にオレのを咥え舐めている。    「旨いのか」  オレは笑う。  「うん」  グズは真剣に言って、音を立ててすする。  「ふふっ・・・気持ちいいぞ、グズ」  オレは笑い、身悶える。    でも銃口と視線は組長を向いたままだ。   「なんで。腕が。脚が」  組長の驚きはもっともだ。  生えてるもんな。  オレがわからなくて当然だ。  もっとも、逃げだそうとした見せしめをかねてオレをダルマにしたのは店であって組長じゃない。  そんな瑣末なことまで組長さんは気にしない。  それは店の裁量だ。  ただ、ダルマにするのを公開ショーにした時、権力を使って最前列で見ていたのはこの男だ。    店の女の子を抱きながら、舞台の上でオレの手足が切り落とされるのを興奮してみていた。  オレの公開人体解体ショーは、大喝采大歓声だった。  変態ともが大喜びだった。  まあ、何度も出来るものではないしな。  「生えたんだよ。手も脚も、舌もね」    オレは笑った。    「拳銃が欲しいな」  オレはそう思って言った。  拳銃は置いてきてしまった。  使う予定はなかったからだ。  でも、グズのを咥えてたから、自分のもして欲しくなってきたのだ。  グズが踏みつけたままでは色々できない、銃でもあれば、グズに口でさせてる間、銃を向けて大人しくさせられるのに。  いや、ちょっと我慢したらいいんだか、今したい。  すぐしたい。  グズの口の中でイキたい。  「組長の引き出しに入っている。三番目。カギは組長のポケット」  グズが言った。   つまみ食いした誰かの指にそんな知識があったらしい。  オレは組長のポケットからカギを見つけ、机から拳銃を取った。  机に座り、組長の頭に銃をむける。  入り口から中を覗いている組員達にもう反撃する元気はあるとは思えないが、殺さないように手首や指しか飛ばしてないから油断はしない。  銃をむけながら、ズボンを下ろす。  グズのをしてるだけで軽くイって、ぐちゃぐちゃに塗れてるオレのモノはそれでもまだ勃起している。  「グズ、オレのも口でして」  銃を組長に向けながらオレは言った。    グズはあっという間にオレのところへやってきた。  むしゃぶりつかれる。  欲しくて欲しくてたまらなかったかのようなその姿にやはり可愛くなってしまう。    旨いものでも食っているかのように一心不乱にオレのを咥え舐めている。    「旨いのか」  オレは笑う。  「うん」  グズは真剣に言って、音を立ててすする。  「ふふっ・・・気持ちいいぞ、グズ」  オレは笑い、身悶える。    でも銃口と視線は組長を向いたままだ。          

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