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『夜とレモンティー』①

「サツキ。朝飯作って」 「ハイ」 ——結局、これからどうしたらいいか分からなかった響は 奏の提案を受け入れ、暫く如月邸に住まわせてもらうことになった。 家賃は不要。 ただし身の回りの世話を焼くことを条件にされた。 家政婦のような扱いだが、給料は無し。 住むところを提供してやる代わりに無償で働けという話だったが、 行く当てのない自分を匿ってくれているというだけでありがたい話だと思うことにした。 それに、作った食事は響も食べて良く、服や日用品も奏が貸してくれたため 給料が出なくても衣食住には困らなかった。 元の時代ではスマホや財布を持ち歩いていたが、ピアノを弾くときにそれらを入れたバッグを床に置いていたため 身の回りのものは何一つ持ってこれなかった。 ただ、食材や日用品を購入すると告げれば奏が財布をそのまま手渡してくれたので、これも困ることはなかった。 むしろ、通帳やら保険証やらが入ったままの財布を どこの馬の骨とも知らない自分に預けて大丈夫なのかと 奏のセキュリティ観念を不安に思う響だったが、 ともかくその財布を借りてスーパーなどへ買い出しに行き、毎日の食事作りを担った。 そんな生活が一週間ほど過ぎたとき。 「ご飯作りました」 「……その辺に置いといて」 ここ二日ほど、奏はピアノの部屋に篭りっきりだった。 奏が自宅に引き篭もって暮らしているのは この一週間で響も気が付いていたが、色々な部屋を転々と移動し、 テレビを見たり、本を読んだり、窓の外を眺めたりと室内で何かしら活動している様子だった。 だがこの二日、彼はピアノの部屋からほとんど出て来ず 食事を持ってくるとき以外は近付かないようにとも言われていた。 響がそろそろかと思って皿を下げに来ても いつも料理には手が付けられておらず、 響が温め直すかと聞くと、ようやく料理に手をつける始末であるため 響は奏が作曲の仕事で煮詰まっているのだろうことを察するようになっていた。 奏がピアノの部屋に籠り出して三日目の朝、 響は嫌がられるのを承知で食事に関する以外のことを話しかけた。 「……今、何の曲を作ってるんですか?」 「……」 「あ、すみません。すぐ出ます」 返事をしない奏に、慌てて響が謝ると 「——え?」 と奏が顔を上げ、こちらに振り向いた。 「ああ、いたの」 「……いました」 「今、なんか話しかけた?」 「……何の曲を作っているのか、と……」 「事務所のアーティストのために曲を書いてって頼まれた」 「事務所?アーティスト?」 「俺の所属してる事務所。歌手やってる人もいるんだけど、 その人のために書き下ろして欲しいって頼まれた、社長に」 「へえー!凄いですね!!」 やば。 プロの作曲家に、こんな言い方失礼だったか? 響は冷や汗をかいたが、奏は特段気にしていないようだった。 「でも、全然進んでない」 「え……そうなんですか?」 あれ、変だな。 元の時代にいた頃に、雑誌のインタビュー記事を読んだ時には 数々の映画音楽やドラマのテーマ曲を生み出す秘訣を聞かれて 『作品のあらすじを聴いたら、そのイメージに合った音楽が浮かんでくる』 って答えてたから、曲を作る時はパッと頭に降りてくるタイプなんだと思ってたけど……。 今回は苦心してるのだろうか? 「どうして進まないんですか?」 「イメージが浮かばない」 「奏さんでもそんなことがあるんですね」 「うん」 「ちなみに、奏さんが楽曲提供するアーティストって誰なんですか?」 「知らない」 知らない? 「……知らないんですか?」 「うん。社長から一度名前を聞いたけど、忘れた」 「……もしかしてイメージが浮かばないのって、そのせいなんじゃ……」 「そのせい?」 「楽曲提供する相手のことを知らないから、その人に合う音楽が浮かばないんじゃないかって」 「その人に……合う……」 奏は暫く一人で反芻した後、ふと思い出したように言った。 「そういえば、いつも仕事を受ける時は映画やドラマのストーリーを予め教えてもらっていたからら音楽のイメージも浮かんできてた。 でも、人をテーマにして曲を作ったことはない。 ……そっか、その人のことを知らないから音楽も浮かんでこなかったのか」 合点がいったように話す奏を見て、響は不安な気持ちが沸き起こった。 この人…… やばい人だな…… 「じ、じゃあ、まずは社長さんに連絡して そのアーティストの名前を教えてもらいましょう! それから、その人が今までに歌ってきた曲のテイストとか、 その人の容姿や声、ファンの層の年代なんかを分析して その人らしさを活かせる音楽を作っていくのはどうですか?」 響がそうアドバイスすると、奏は素直に「うん」と頷いた。 だが、数秒後に奏は首を傾げて言った。 「……社長の電話番号、なんだっけ……」 ええ……? 響は呆れつつ、 「社長直通じゃなくて、事務所の電話番号とかも覚えてないですか?」 と尋ねた。 「覚えてない」 「どこかにメモとかしてませんか?」 「メモ……?あー」 奏は思い出したように立ち上がると、リビングに移動し、置き型電話の前まで歩いて行った。 そして電話の横に置いてある手帳のようなものをパラパラとめくると、「あった」と口にした。 受話器を取り、ボタンを押していく奏の後ろ姿を響はハラハラとした気持ちで見守った。 少し待つと電話が繋がったらしく、奏が話し出す。 「マネージャー? 俺だけど……社長の電話番号って何だっけ? ……うん、社長に聞きたいことがあって。 用件?俺、誰の楽曲の制作を引き受けたのか覚えてなかったから聞いとこうと思った。 ……え、締切って明日なの? 今日って何日だっけ? ……あー。じゃあ、今夜までに完成してなきゃいけなかったんだ。ふうん」 電話口の相手の声はこちらまで聞こえないが、かなりまずいことになっているのは分かる。 明日納品の楽曲制作の依頼を受けていたのに、未だこの段階で出来上がっていないというのは緊急事態であると、業界に詳しくない響にもピンときた。 電話口の相手——恐らくマネージャーと思われる人物もそう思ったらしく、奏は電話の最後にこんなことを話した。 「あ、今からうち来るの? 打ち合わせしたい? あー……まあ、いいけど……」 奏は、ちらりと後ろを振り返った。 奏と目が合った響は、一瞬気まずくなったものの 「俺のことは気にせず、打ち合わせすべきです!」 と小声で返した。 「……ああもしもし。 うん、分かった。 ちょっと同居人がいるけど、気にしないで。じゃ」 奏は電話を切ると、 「マネージャー、今から来るって」 と響に向かって言った。 「別に問題ないよね?」 「俺は問題ないですけど…… それより、大丈夫なんですか?明日納品で今夜が締切って——」 「大丈夫じゃないよ。 だから、マネージャーと打ち合わせするんだけど?」 「はぁ……」 そういう割に、全く焦っている様子を見せない奏に、響は呆れて言葉を失ってしまった。 如月奏—— 天才的な作曲家として才能を認められ、 実際、素晴らしい音楽をたくさん生み出してきた人だけれど—— やっぱ、天才って頭のネジがぶっ飛んでるんだな。 この人を見てると、そう思わざるを得ない。 ——それから15分後、如月邸の前にタクシーが止まり、玄関のベルが鳴った。 「サツキ、出て」 「えっ、俺がですか!?」 「家のこと、してくれる約束でしょ。ちゃんと働きなよ」 「……まあいいですけど」 こういうのって、初対面の俺が出るものなのか? 呆れながらも玄関のドアを開けると、その向こうから綺麗な女性が現れた。 「っ——あなたが、そーちゃんが電話口で言ってた同居人さん?」 女性は響に向かって言った。 「はい。奏さんの家でお世話になってます……」 響がぺこりと頭を下げると、女性は 「私、そーちゃん——如月奏のマネージャーで、加納早苗って言います」 と自己紹介をした。 「カノウサナエさん——よろしくお願いします」 「こちらこそ。……あの、入っても?」 「あ、すみません!どうぞどうぞ!!」 響が慌てて端に避けると、早苗は慌てた様子でヒールの靴を脱ぎ捨て、ピアノの部屋へ一直線に向かって行った。 どうやら、家の勝手や、奏がいつもどこにいるのかを把握しているらしい。 響は、脱ぎ捨てられたハイヒールを揃え直してから、自分も後を追った。 「そーちゃん!まだ曲を書いてないってホント!?」 「うん。電話で話した通り、誰に楽曲提供するのかわからないから、イメージが湧いてこない」 「もぉー!!そういうことはもっと早くに相談してって言ってるでしょ!? 何のためにマネージャーがいるのよ! 私が昨日電話した時は『進んでる』って言ってたのに!」 「進めてはいたけど、進まなかった」 「はぁ……。まあ、いいわ。 そーちゃんのそういうとこ、今に始まったことじゃないものね。 ——ホラ!」 早苗はカバンから書類の束を取り出すと、ピアノの上にポンと載せた。 「これが楽曲提供するアーティストの宣材写真! こっちが経歴と、これまでに出した歌、それからメディアへの露出——」 「読むの面倒だから、口で言って」 奏が切り捨てると、早苗は一呼吸おいた後、ひと息に話し始めた。 「はいはい。えー、名前は雨宮アゲハ。 今事務所が売り出し中の歌手で、女優業もやってる。 癒し系キャラを全面に押し出してて、喋り方は優しいお姉さんって感じ。 だけど歌を歌う時は力強い声量でパワフルなのが特徴ね。 彼女のコンサートに来る客層のほとんどは男性。 まあ女性ファンがいない訳でもないんだけど、ゆったりした話し方が媚びた感じだと鼻に付くというコメントもある。 本人もそれを理解してるらしくて、男性受けする方向に舵を切って売ってきた。 ……なんだけど、年齢もそれなりに重ねて、事務所としては息の長いタレントに育て上げたいから 女性ファンを掴む切り口として、あなたに曲を書いてもらいたいと思ってるのね」 「まとめると?」 「雨宮アゲハは、外見と雰囲気は癒し系だけど、声質はパワフル。 男性ファンが多いけど、女性に受けるような曲を作って欲しいってのが事務所の要望よ」 最後は綺麗に要約した早苗に、響は心の中で拍手を送った。 凄い。 美人な上に、仕事もできる感じの人だ。 早苗は更にカバンから小型のCDプレーヤーを取り出すと、 「これが彼女の歌ってる音源」 と言ってプレーヤーを奏に渡し、本体から繋がっているイヤホンを付けさせた。 奏は何も言わずに受け取ると、黙って音楽を聴き始めた。 すると数分もしないうちに、イヤホンを外し 「大体わかった」 と言い、ピアノの上に置いていた白紙の五線紙に向かって鉛筆を走らせ始めた。 そこからの集中は物凄いものだった。 一瞬でも指を止めることなく、五線紙に顔がくっつくのではないかという距離で音階を書き殴っていく。 恐らく如月奏の頭の中では既に音楽が完成しているのだろう。 あとはそれを紙に書き起こすだけ、といった具合だった。 響が息を呑んでその光景を見つめていると、隣からポンと肩を叩かれた。 「こーなると、いくら話しかけても聞こえないから、終わるまで私達はリビングで待ってましょ」 「あ、ハイ……」 早苗に連れられてリビングに向かうと、 「何か飲み物探してくるね」 と言い、彼女は一度キッチンに立ち寄った。 先に響がリビングで待っていると、キッチンから「きゃああ!」という叫び声が聞こえてきた。 何だ何だ!? 掃除はしっかりしてるはずだけど、まさかGが出たんじゃ—— 響が慌ててキッチンへ行くと、早苗が冷蔵庫を開けたまま固まっていた。 「どうされましたか!?」 響が駆け寄ると、 「あ……、あぁ……」 と声にならない声を上げつつ早苗が言った。 「冷蔵庫に……まともなご飯がある……」 「はい?」 「ラップをかけてあるサラダ…… タッパーに入った煮物…… 見たことない調味料もびっちり並んでる」 「ああ、それは俺が買ったり調理したりしたものですが……」 「あなたが?——ああ、なるほど」 早苗は合点がいったように冷蔵庫を一度閉じた。 「そーちゃん、あなたのこと同居人って言ってたけど…… 同居人って家政婦さんのことだったのね」 「へ?」 「それにしてもこんな若い男の家政婦さんもいるのね。 まあ、でもそっか。 そーちゃん女嫌いだから、頑張って男の家政婦さんを探してきたのね……」 「え?いや、俺は——」 俺は——何と説明すればいいんだ? 奏さんにすら、俺の身の上はきちんと伝わっていない。 とりあえず奏さんの中では『帰る場所がなくて不憫な、勝手に人の家に上がり込むヤバいファン』という位置付けになっている。 この人は奏さんより話が通じそうだけど、 素性を話したところで信じてもらえるかどうか—— っていうか。 「奏さんって、女嫌いなんですか?」 「?そーよ、だからあなたが採用されたんじゃないの?」 「でも……加納さんは女性のマネージャーさんですよね」 「私はいいのよ。そーちゃんにとって、姉みたいなもんだし」 「姉……みたいなもの?」 「幼馴染って言うのかな。 ——とりあえず、これでも飲みながらリビングで話しましょ」 早苗は冷蔵庫から煮出した麦茶の瓶を取り出し グラスを二つ持ってリビングへ歩いて行った。 「——そーちゃんは、昔私と同じピアノ教室に通ってたんだあ」 ソファに座り、麦茶を飲み干した早苗は 同じソファの端に座った響に話し始めた。 「学区も違うし、歳が四つ違うから、同じ学校に通ったことはないんだけどね。 二人とも同じピアノ教室だから、前から存在は知ってた」 現在ハタチの奏さんの四つ上——ということは、24歳なのか。 俺の一つ上ってことになるな。 元の時代で出会っていたなら、もっとずっと歳上なんだろうけど。 「そーちゃんとは、ピアノ教室主催のクリスマス会で知り合ったんだ。 普段のレッスンは先生とのマンツーマンだけど 定期的に生徒たちが集まるイベントを企画する教室でね。 そーちゃんがその教室に入って最初のイベントが、そのクリスマス会だった。 ピアノを習ってる子って、多くは女の子じゃない? うちの教室ではピアノを習ってた男の子がそーちゃんだけで。 皆の輪に入れず、ぽつんと隅にいたから、私が声を掛けたのね。 それからちょっとずつ、懐いてくれるようになって。 最初の数年は、イベントがある時に顔を合わせる程度だったんだけど そーちゃんが小学校高学年になったあたりからは、そーちゃん、私の家にも遊びに来るようになったの」 「えっ!?奏さんが家に来ていた!?」 思わず響は叫んだ。 「ええっ、そんなに驚く?」 早苗が笑うと、 「ずっと家に引きこもってる人なんだとばかり……」 と響が返した。 「そんなことないよ。 そーちゃん、ちゃんと学校にも通ってたし。 高校を卒業した今も、そーちゃんが打ち合わせで事務所まで来ることあるし、外には出てるよ」 早苗の言葉がどうにも信じられなかった響。 「そうだったんですか……。 俺がここに来てから一週間ちょい、全然外に出たりしていなかったので……知らなかったです」 「ああ、それは仕事を請け負ってたからでしょうね。 曲作りの時は何時間でも何日でも家に籠って作業することがあるから。 ——でも、その割に今の今まで曲を作れてなかったのには驚いたわ」 早苗はため息を吐き出すと、 「ねえ、お酒ある?」 と響に聞いた。 「お酒は……ないですね」 「そ?じゃ買ってこよーかな」 「飲むんですか?奏さん未だ譜面書いてると思いますけど……」 「どうせ一時間ちょっとじゃ終わんないって。 あ、君何歳?」 「23です」 「じゃお酒飲めるね。一緒に一杯どお?」 「じゃあ……ハイ」 響が頷くと、早苗が一人で買いに行こうと腰を上げたため 慌てて自分も立ち上がり、荷物を持つために共に家を出た。 早苗は10センチ以上はあるヒールの靴を難なく履きこなし、 軽快な音を鳴らしながらアスファルトを歩いていく。 桜が散り始めた春の道には、薄桃色の花びらが散りばめられ、街灯に照らされて光を放っていた。 「……加納さんが奏さんのマネージャーになったのって、どんないきさつがあったんですか?」 コンビニまでの道中、響が話を振る。 「ああ……。 私ね、ピアノは高校卒業を機にやめたんだけど、そしたらピアノ教室で会えなくなるのは寂しいからって、そーちゃんがウチに遊びに来るようになったんだよね。 それでさ……。 ある時、ウチにあるピアノで、そーちゃんは発表会の曲の練習をしていたんだけど。 『この曲、好きじゃない』って言って、勝手にアレンジを始めたの。 その曲はクラシックの定番って感じの、みんなに愛されるような名曲だったんだけどね。 そーちゃんは弾いていて楽しくなかったんだって。 だから自分流に壊して、組み立て直して、最後は全然違う曲にさせて。 ——でも、私その曲の方が好きだと思った。 一緒に聴いていた他の家族も、そーちゃんのアレンジを絶賛してね。 そしたらそーちゃん、発表会当日もそのアレンジした曲を演奏しちゃったみたい」 「ええっ!?それは……先生に怒られたりしなかったんでしょうか……」 響が目を丸めると、早苗は「それが全然!」と否定した。 「むしろピアノの腕は人並みだったそーちゃんだけど、こんな見事にアレンジできる才能があったのか!と先生が感動して、 ピアノ教室は辞めてでも作曲の勉強をしてはどうかって言ったのよね。 そーちゃんが中学一年の時かな。 それで先生の知り合いの作曲家に、作曲の仕方を教わりに行って、 それを先生が音楽関係者に紹介して回っているうちに有名な映画業界の人にも噂が伝わってね。 『中学生作曲家の音楽と自分の映画をコラボさせたら、話題になるかも』って言い出して、そーちゃんに初めてのオファーが送られてきたの。 そしたらそーちゃん、映画のあらすじを聞いただけで、そりゃもう見事なメインテーマを作り上げてね……。 知ってる?『夜とレモンティー』って映画」 「知ってます!!」 響は勢いよく答えた。 『2月のセレナーデ』に出会って以来、如月奏の曲はひと通り聴き、演奏してきた響は当然『夜とレモンティー』も知っていた。 受験間際の中学生のカップル。 学校では二人の関係を秘密にしていたが、 学校で話せない、休日も勉強で会えない日々に耐えきれず とうとう受験前日の夜に家を抜け出し、夜の校舎で待ち合わせをする。 そこで互いに寂しく思っていたことを打ち明け合い、 帰り道で彼氏が彼女に自販機のレモンティーを買ってくれる。 数年後、遠距離になって彼氏と別れた後も、彼女はレモンティーを飲むたびにあの夜のことを思い出す——という青春モノだ。 「その監督は、作品と同じ『中学生』が作った曲ということで少しでも話題作りになればという気持ちでのオファーだったらしいんだけどね。 結果的にこの映画、そーちゃんの音楽がウケてヒット作になったのよね」

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