ダメだ、やめてくれ、と切れ切れにタクミは言うが、それは喘ぎでしかなくて。 力無くキヨハラの胸を押しても、茎を擦りあげ、先の穴のところを親指で責めるキヨハラの巧みな指や手にカクカクと腰を揺らしてしまっていた。 気持ち良すぎた。 練習のために自慰も控えている。 何より、ずっとキヨハラに触れてもらいたかった。 こんな風に。 「何で？コレ気持ちいいでしょ？嫌じゃないでしょ」 キヨハラはさ囁き、また耳を齧る。 ひくん タクミの身体が痙攣する。 乳首を弄られ感じさせられたのと同じで、タクミはここで感じるようにされてしまった。 耳ですら、たまらなく気持ち良かった。 歯で甘く噛まれる度に股間の熱がこもっていく。 「気持ちいいでしょ？気持ち良くなってよ」 キヨハラが囁き、焦らすようにやわやわと茎を握る。 先程までの鮮烈さが恋しくて、タクミは自分から腰を揺らしているが、自分ではそれに気付いてない。 キヨハラは耳朶を噛みながら、吸った。 それが気持ち良くて、でも、それだけでは足りなくて、タクミはうめいて。 腰を揺らして欲しがるタクミの耳を満足そうにキヨハラは味わう。 首筋を舐め歯も立てる。 キヨハラの舌や歯に、タクミが夢中になってるのを目を細めて。 キヨハラはタクミが欲しがるままに、手を強め擦り上げ始める。 敏感な先端を指や掌で虐めるのも繰り返しながら。 ああっ ひいっ ああっ 先端への強い刺激に悲鳴をあげ、それでも腰を揺らすタクミは快楽に流されていて。 それこそがキヨハラの望みで。 「気持ち良いこと沢山してあげる。だから、オレから離れないで」 キヨハラは囁いた。 「これ好きでしょ」 溢れる穴の上を執拗に責められ、そしてやわやわと茎を擦られ、さらに茎の下にある双球までももみあげられた。 ひいっ ああっ 自分だてじゃ知らなかった感覚にタクミは立って居られない程ガクガク震え、キヨハラに抱きしめられる。 また甘く耳を噛まれた。 それがこんなにも気持ちいい。 ギチギチに硬くなった先から零れるののが止めらない。 イカしてもらえない。 スゴく気持ちいいのに、根元を締め上げたり、やわやわと弱くされたりしてイカせないようにされている。 いきたくてたまらないのに、気持ち良くて、出したい、出せないけど気持ちいい。 気持ち良すぎて辛くて、でも気持ちよくて。 イキたい 気持ちいい 出したい 気持ちい・・・ わけがわからなくなってタクミは叫ぶ。 キヨハラの低い笑い声が聞こえた。 「気持ち良いこと沢山して・・・もう、それだけしか考えられなくなったなら・・'タクミはオレから離れないよね？」 キヨハラがそう囁く声も。 そして、タクミのモノをキヨハラは射精させた。 キヨハラの思い通りに。 タクミの身体は完全にキヨハラのコントロールの下にあった。 高い声を上げてタクミは達した。 真っ白になって、意識が飛びそうになるくらい、気持ち良かった。