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第8話 俺と本田

放課後 直は部活に俺は本田の元に向かった。 「先生、よろしくお願いします~」と元気に入ると 「ちゃんとくるとは思わなかった、職員会議が入っちゃったから悪いが16:30まで待ってくれないか?」 「りょうーかい」 「お詫びにこのジュースあげる」 「どうも」 本田は出て行き、俺は教科書とノートを広げた。 「あっま……」 ジュースが甘すぎて思わず声が出てしまった。 「なんだよこれ、桃ちょーあまめ」と書いてあった。 先生甘党なのかな。 16:00になって16:15になって俺は知らない間に寝ていた。 例の夢を見る 「んっ」 今日はやけにリアルだ。 体に触れる手や吐息 手足がなぜか固定されている気がした。 それに下半身がやけに寒い。 ぬるぬるっと足をなにかが伝い開かれた隙間に冷たいものが入る。 「んんっ??」 「はぁはぁ……春樹……」 直なのかそれとも他の誰かなのか分からない。 べろんと舌で足を舐められた。 「ふっ……」 声が……いやこれは口を塞がれている。 「はぁはぁ……春樹」 何度も俺のことを呼ぶ声、でも少し大人びているような直じゃないかもしれない……。 そう思った瞬間怖くなった。 「はぁはぁ……良い子だね」 抜き差しされる冷たいものの正体が分からない。 それにここにいるのってまさか本田とか? 好き……といえば好きだけど体の関係までなんて思ってなかったから普通に怖い。 口を塞いでいるからキスはしてこないだろ、後目隠しもしてるからへましないかぎりは俺は安全なはず。 「あっあくっ!!」 顔になにかがかかる。 男の喘ぎからして顔射か……。 ドアが開く音 男は驚いている。 「纐纈様……なぜここに」 「名を呼ぶな、もしかしてその子が早稲田組の子か?」 え? 今纐纈って言ったよな、もしかしてあの無表情くん?? 「へぇー可愛いアナル♡ 試験管なんか突っ込まれて中丸見えじゃんかHだね」 試験管入ってるのか!!? 引き抜き代わりに 指ですくいあげるように俺の穴に指を入れられた。 「んっ」 「あらあら、反応しちゃって可愛い♡」 これが無表情くんだったら俺ドン引きだわ。 「ここコブになってるとこどう気持ちいい?」 「はぁ……うっ」 そこ、やばい。 「逃げたがってるの萌えちゃうね」 「で、君はこの子食べたいの?」 「いえ、私は……」 「まぁいいや……!? びっくりした」 理科室の隣の教室で大きな音がした。 「もーなに、纐纈様は何をしにきたんですか?」 「あ? 俺は豊にお仕置きしにきただけ~~」 「おい、おい!! 春樹大丈夫か?」 「んっ……直?」 「そうだ、ちょっと待ってろ今助けるから」

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