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12/12 デンドロビウム

花言葉 わがままな美人 魅惑 「やだやだやだやだ!!!死にたくないぃぃいいい!!!!」 アパートの一室で手と足を縛られて下半身を露出した男が泣き叫ぶ 「大丈夫、死んだりしない。痛いのは一瞬、すぐに気持ち良くなるはず……たぶん」 そんな男の下半身、要は穴に言葉にするのもおぞましいほどブルブルと振動をするグロテスクな棒状のモノを押し付けながらぶすっとした顔をしているもう1人の男 「今多分って言っただろ!!っんあ?!?ねじ込むなぁぁあ!!ま、まじで無理だって!!」 「だめ。これはお仕置き。やめたら意味ない。きっとまた浮気する」 「だ、だから!これは事故で」 「事故でもなんでもキスマークついてるってことはそれだけ近づいてたってこと。浮気」 さらにぐいっと押し込んでいく。ギチギチと抵抗があるがお構いなし 「あ゛あ…んん……くっ…む、むりぃ…」 「お仕置き、我慢して」 こうなったのには一応理由がある。 まずこの2人は恋人なのだが、浮気性と束縛体質というそれはまぁ相性の悪い性格をしているのである。今回も縛られている方が昨日の夜、飲み会にいき朝帰りをしてしまったのだ。数えること十数回目、流石に堪忍袋の尾が切れかけていた。そして今日はよりにもよって女物の香水と首元に真っ赤なキスマークが付いていたからもう大変。 二日酔いでふらふらになっている男の首根っこを掴みベッドに放り投げ服を脱がせ、置いてあった縄で手と足を縛り付けてお仕置き準備完了。 ぼーっとされるがままになっていた男も自分のお尻がローションと指でぐずぐずにほぐされている最中に意識がはっきりとし始めて、異常に気がついたところなのだ。 意識が戻ってきたのを確認して今ねじ込んでいる悍ましい棒を取り出してお仕置きが本格的に始まった。 「いたっ…まじでっ……んんっ」 「大丈夫。血は出てない。まだ行ける」 容赦なく中へと進められていく。痛みと異物感、圧迫感でボロボロと涙が溢れ出てきた。 「ふっ……くぅ……ご、ごめん、なさい…許して……これ、やだぁ……こんなのよりお前の、がいい…」 「だめ。いつもそうやって言えば許してもらえると思ってる。ほんとは飲み会にだっていってほしくないのに。我慢してわがまま聞いてあげてるんだから今日はオレのやりたいことさせてもらう」 「ああっ?!?!……ふぅ…ぁ……んっ?!」 「もう気持ちよくなってきた?そんなに快楽に弱いから浮気するんだ。まさか、女だけじゃなくて男に抱かれたりしてないよね?」 「してっ…ない…っ!ほんとにっお前だけ、だって…」 「嘘だ。君は人気者だからオレの知らないところでいつも誰かに囲まれてる。オレなんかよりいい人が」 「バッカやろう!!!」 「っ……」 「好きじゃなかったらっ…連れて来られる前に殴って逃げてる…っての」 「…でも、二日酔いでベロベロだった」 「…………そんなに飲んでない。それに昨日の飲み会に女はいなかった」 「香水とキスマークは」 「お、お前が最近、俺に遠慮して抱いてくれないって相談したら……その、一緒に飲んでたやつが悪ふざけで………」 顔を赤らめて恥ずかしそうにぽかんとしている男から目を背ける 「もしかして、最近、よく飲みに行ってたのって」 「あー!そうだよ!お前がどうやったら抱いてくれるか相談しに行ってたんだよ!!!わるいか!!」 実は浮気性のこの男、束縛体質の男にベタ惚れなのだ。それはもう自分から告白するのが恥ずかしくてあらゆる手をつかって相手を惚れさせ告白させるくらいには。なので、晴れてお付き合いできてからは浮気なんて一切していない。飲み会という名目で友人に惚気を聞かせ、優しいのはいいけど、なかなか抱いてくれないだのなんだのと相談したりしていた。 「……………」 ぐりぐりと棒を押し込んでいた手を止めて縛られた男を凝視する そして、ずるっと引き抜いた 「んっああああ?!?!?!くぅ…一気に抜くなって」 「…………す」 「へ?いま、なんて?」 「…抱き潰す」 「え」 「我慢するのやめる。嫌だっていってもやめないから。今日はこのままずっとここから動けないと思ってて」 そういった男の目は完全に座っている。おもむろに服を脱ぎ出しいきりたった自身にローションを垂らす 「あ、いや、そ、そんなには大丈夫、かなぁ…とか」 「抱かれたかったんでしょ?じゃあ、思う存分、潰れるまで抱いてあげる」 縛られたままの身体を押さえつけられる 「いや、やだ、死んじゃう…」 「死ぬほど気持ちよくさせてやるから覚悟しろ」 「いやあぁぁあぁぁぁああ!!!!!」

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