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落ち穂拾い的な 離さない
ず ずず と体が引きずられていく。
「やっ もうやっ」
僕は必死に抵抗して床にしがみつくけれど、引っ掛かりのない板に引っ付けるわけもなく、あっさりとベッドに連れ戻されてしまう。
「もうっお尻痛いっ!」
ジタバタと暴れて抵抗するけれど、喜多はピンク色のふわふわした毛皮がついた手錠で僕をあっさりと拘束してしまった。
こういうのってセクシー系のオモチャであっさり壊れるはずって思って力を込めてみても……全然壊れない! むしろずっしりとした重みを感じて、本物なんじゃ って思わせてくる。
「お尻痛いなら乳首でイこうか」
「やだっやだやだやだ! もうしないって言ってるのっ」
嫌がっている僕をよそに、喜多は後ろから僕の太ももの間に熱いちん○んを差し入れてから、胸を弄り始めた。
とろとろのローションが絡んだ指が左右の乳首を擦り、引っ張り、硬くなった先端をカリカリと引っ掻く。
そうされるとじわじわとした熱が胸から広がり、腹の奥をかき乱す。
「ィっ、ぁん! もっもぉ!」
毎日毎晩、隙あらばセックスに持ち込まれて……僕の体はちょっと触られただけでも感じちゃう変態に仕立て上げられてしまっていた。
こんな状態じゃ満員電車にも乗れないって訴えたら、慣れれば大丈夫だよって言いくるめられてほんの少しの暇もないくらい、あちこちあちこちやらしく触られて……そして結局セックスにもつれこむ。
せっかくの休みなのに、もう朝から何度イカされたかわからない、いや……朝からじゃなくて昨日の夜から!
お腹は喜多の精液でタポタポだし、擦りすぎてアナは痛いし、身体中敏感になって空気の流れにすらびくびくしてしまう。
僕と同じように喜多だってずっとセックスしてるのに、一向に萎える気配もなければ満足する気配もない!
このままじゃ……僕、ヤり殺されちゃう!
あの発情期が終わってから、服を着ている時間の方が少ないくらいだ。
「やりすぎっやりすぎだよっ! 喜多さんだってもう出ないでしょ⁉︎」
「え?」
喜多はキョトンとしながら僕の太ももでナニを扱いて……熱い先端は膨らんでぬらぬらとした液体を溢れ出しながら今にも射精しそうだ。
「う そ ……まだ出るの?」
「もちろん!」
ほわりとカフェラテ色の瞳を細めて笑う顔はあどけないのに、治りきらない熱を孕んで滴るような色気がある。
「巳波ちゃんを治すためなら、何度だって出せるよ」
そう言って喜多は僕に深いキスをしてきた後、あれほどもう無理だって言ったのに僕のナカへと入り込んできた。
END.
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