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ぜってぇ倒す

「こんにちは、ばいきんまん」 そう言ってニコっと、俺様に笑いかけてくる。 コイツ、絶対に俺様のことバカにしてやがる。 「おい、あ....」 「どうしたんだいみんな、僕のこと呼んでたみたいだけど」 俺様が喋ってんだろうが! 「ばいきんまんがウサミちゃんのショートケーキを奪おうとしたんだ!」 おい、カバこの野郎。 話を聞くと「ふーん」と言ってこっちに来るアンパンマン。 「ばいきんまん」 「あ"ぁ?」 なんだよ、こっち来んな。 なに、ニコニコしてんだ、イケメンなのが余計にムカつく。 「君ってさ、学習能力ないね?」 そう言って嘲笑。 ブチッ 「うるさい!笑ってんじゃねーよ!」 コイツだけは、ぜってぇ倒す! 容赦なく顔面にパンチをくりだす。 が、 俺様の右手はアンパンマンに片手で抑えられた。 屈辱だ。日々のトレーニングの意味を問いたくなる。 「ちょっと、眠ってね」 今度は、呆然としている俺様の首にアンパンマンが容赦なく手刀を叩き込んだ。

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