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立派な淫乱
「なんでまた入れてんだよ!?」
「んー?気持ちよくない?」
「気持ち悪いわ!」
「そっかぁ」といいながら、なおも何かを探すように内壁を擦りあげてくる。
いい加減やめて欲しい。
「おい....もう」
「あった!」
と言いながらある一点をトントンと叩いてくる。
それになんの意味があるのか、いまいち理解することができない。
ただ、コイツがこんなにニヤニヤしているってことは多分俺様にとっていい事ではなさそうだ。
「それがなんだよ?」
「ふふっ、頑張って」
一体何を頑張れというのか。
聞くよりも先に身体で実感するはめに
なった。
そこを指が擦りあげてきたからだ。
「んあぁっ!あっ....やめっ、ひぁぁあ....っ」
さっきまでは気持ち悪いだけだったのに、そこを擦ったり押されたりすると、勝手に声が出てしまう。
「やっぱり、感度がいいね。先走りが溢れ出てるよ」
そう言って、先走りをだらだらと垂れ流している俺様のモノを扱きあげてきた。
前と後ろからの刺激に急速に射精感が高まっていく。
「あぁっ!やらっ....やめ、イク....から!やあ!イクっイクぅー!!」
自分の腹に白濁を撒き散らしてイってしまった。
倦怠感が酷くてなかなか起き上がれない。
いつの間にか後ろから指は引き抜かれていた。
「気持ちよかった?」
「ッ....!?」
声をかけられてようやく自分の立場を思い出した。
恥ずかしいことこの上ない。
「別に....」
「ふーん、こんなにいっぱい濃いの出したのに?」
そう言って、俺様の腹を精液で手が汚れるのもいとわずに撫でてくる。
「お前がっ、媚薬なんか飲ませるから!」
「ああ、あれただのビタミン剤だよ」
「うそだろ....っ」
そして、ニコリと笑いながら告げた。
「やったね、君は立派な淫乱だよ」
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