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ごめんなさい

床に取り付けられたソレは、紫というグロテスクな色をしているが、なんとなく男の象徴のように見えた。 「なんだ....これ」 「ペ二スを忠実に再現したバイブ」 そんなものここに取り付けてどうする気だ? これを使っていいって言われても、まずこれをどう使ったらいいのかがわからない。 俺様がすっかり混乱している事に気づいたのか、アンパンマンが話しかけてきた。 「もしかして、使い方がわからない?」 コクンと頷くと、「しょうがないな、手伝ってあげる」と言って、なぜか俺様の膝裏に腕を入れて身体を持ち上げられた。 そのまま、バイブの近くへ移動する。 なんでこんな抱き抱え方なんだ? 「細いやつだから大丈夫だよ」 言ってる意味がわからないから、なんとなく下を見てみると、俺様の真下にそそり立つバイブがあった。 もしかしてコイツ....! ズチュッと音がしてバイブの先端が俺様の中に入ってくる。 やっぱり、コイツ。俺様の中にコレを入れる気だ! 「やだっ、やめろ!」 アンパンマンの首に回していた手にギュッと力を込める。 「なんで?奥まで欲しいんでしよ」 「我慢するからぁっ!嫌だ!」 嫌だと言っているのに、どんどん俺様を下へとおろしていく。 「ダメだよ。そしたら....借りを返すことにならないでしょ?」 俺様の中にバイブが全部入りきった。 膝裏から腕を抜かれ、力の入らない足は重力に従ってペタンと床に落ちた。 必然的に女の子座りになる。 「んぅ!」 それだけでも、バイブの位置がずれて内壁を擦る。 気持ちイイ、気持ちイイからこそ、危ない。 「やっだぁっ」 床に手をつけて、手と足に体重をかけてバイブを抜こうとする。 あと少しで抜けるというところで、バイブが動き始めた。 「んあぁぁぁぁぁぁ!!!」 手と足から力が抜けて、一気に奥まで突かれる。 その衝撃で、背中を反らせてイってしまった。 でも、イった後の敏感なときでもバイブは容赦なく内壁を擦りあげる。 「んひぃ!ぅあっ、....あっぁあん....っ」 この最悪なループから抜け出したくて、必死に手と足に力を込めて抜こうとする。 が、バイブのカリの部分がある場所に当たる度に力が抜けて身体が下に落ちてしまう。 これじゃ、ただのイキ地獄だ。 「んっ....ふぇっ、もっ、むりぃ....むりぃ....っ」 俺様のモノからまた精液が溢れ出す。 しかし、もう色が薄くなって、透明になりはじめていた。 喘ぎながら、こんな事をさせているヤツを見上げる。 心底愉しそうに俺様のことを見ていた。 「あ"っあ"っ....!ごめ、なさっ....も、ゆるし....てぇ....!」 目が合った瞬間になぜか謝っていた。 あれ、俺様コイツになにかしたっけ? 「ホントに反省してる?」 「してる!してるからぁ....!」 なにを謝っているのかわかっていないまま謝り続ける。 「じゃあ、あと1回イったら許してあげる」 そう言って、俺様の亀頭を指でグリグリしてくる。 目の前がチカチカして強過ぎる快感に、声も出さずにイってしまった。

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