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反省するまで

昨日はバイブを放っておいて寝ちまったけど、大丈夫だよな? そもそも、わかる訳がねぇし。 もう午前10時になる。 そろそろヤツが来てもおかしくない時間だ。入れるか。 ツナギと下着を膝まで下ろして、バイブを穴に宛てがう。 あんまり大きくはないけど、やっぱり抵抗が強い。あー、入れたくねぇ。 そんなことを考えていても、アイツが来たら困るのは自分だから入れるしかない。 指に力を入れて、奥まで推し進めた。 「んぅっ....」 前立腺を掠めた時も、声を前よりは我慢できた。 奥まで押し込んだら指を抜いて、コードを太ももに巻き付ける。 下着をつけてツナギを着たら、よし、これでばれねぇ! 幸い振動も弱いし、良かった。 「ばいきんまん、アンパンマンが来たわよー!」 どうやら、今日の俺様は運が良いらしい。 「今行くー!」 ブーツを履いて、玄関へ向かうとアイツがいた。 いざとなると、やっぱり不安がつのる。大丈夫だ。大丈夫、大丈夫.... 「何が大丈夫なの?」 「ふぇ!?」 「なんかずっと大丈夫、大丈夫って言ってたけど。頭は大丈夫じゃないかもね」 「何でもねぇよ!」 声に出てたのか、あぶねぇ。 つーか、コイツ今さらっと俺様のことバカにしてなかったか? 「早く行こう」 「おう」 アンパンマンに急かされてばいきんUFOに乗り込む。 アンパンマンも一緒に乗り込んでくる。ん? 「なんでお前乗ってんだ?自分で飛んでけんじゃん」 「んー、ばいきんまんに逃げられたら困るし」 ブブブッ 「んぁっ」 「こういうイタズラも出来ないでしょ?」 コイツ....! 頭おかしいのはどっちだよ! 「それにさ....。ばいきんまん、ローター勝手に取ったでしょ?」 朝の俺様を殴ってやりたい。 「反省するまで、お仕置き、しなきゃね?」

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